ダイヤモンドダスト
光に反射し、キラキラと輝く厳冬期の芸術


寒い冬の早朝に
大自然から気まぐれに
贈られる宝石の輝き
ダイヤモンドダストは、極寒の時期にいくつもの気象条件が揃ったときだけに出現する、美しい自然現象です。氷点下10℃以下の快晴の早朝に、無風状態で湿度があると水蒸気が急速に冷却されるため、雲になる前に氷の粒になります。空中で舞い散るこの無数の氷の粒が、日光に反射してキラキラと輝くことから命名されたようです。別名として「天使の囁き」などとも表現されています。
何かいいことありそう!
そんな予感すら感じさせる
奇跡の出会い
北海道では、名寄市、十勝エリア、弟子屈町の川湯温泉など、内陸部で比較的よく観測され、1月から2月にかけて発生する確率が高いといわれています。川湯温泉ではダイヤモンドダストの発生条件のひとつとされる、氷点下10℃以下になる日が頻繁にあることから、「ダイヤモンドダストin KAWAYU」というイベントが開催されています。スノーキャンドル作り、人工発生によるレインボーダイヤモンドダストなど、さまざまな催しが楽しめます。
写真提供:ダイヤモンドダスト実行委員会
