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屯田兵

未開拓の地に夢を馳せた士族たち

生き延びるため、
剣を捨て、鍬を
手にした武士たち

明治維新後、旧幕府側の武士たちは、禄を奪われ窮乏しました。屯田兵とは、そのような士族の救済と北海道の開拓、北方警備を担うために、明治政府によって北海道各地に組織的・計画的に移住・配備された人たちのことを指します。制度創設当初は、士族に限定されていましたが、1890年からは族籍に関係なく、平民からも募集するようになりました。この時期を境とすれば、前期は士族で、後期は平民がほとんどでした。

兵士でありながら
未墾の地を耕す
屯田兵の義務

1875年、琴似屯田を皮切りに、道内37ヵ所に屯田兵とその家族が入植します。支度料や旅費の支給、家具や農具も揃えられていたので、一般の開拓者よりも有利な条件でした。しかし兵士である以上、厳しい軍律に縛られた生活でした。日常的には家族とともに開墾作業に従事していましたが、武術・兵事の訓練に従うこと、各種警備の任に当たること、有事に際して戦列に加わるといった義務を果たさなければならなかったのです。

不慣れな土地で支え合い
困難を乗り越えてきた
屯田兵の暮らし

鬱蒼と生い茂る薄暗い原始林の中、想像を絶する北海道の冬の厳しい寒さを耐えてきた簡素な屯田兵の住居、米国風バルーンフレーム様式の中隊本部、火薬庫などが道内の至るところに現存されています。互助精神で支え合い、たくましく生きた屯田兵の暮らしぶりや、さまざまな農具、生活用品などが展示され、当時のつつましい生活、従軍、開拓の苦労を窺い知ることができます。

写真提供:琴似屯田子孫会

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