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あの「にょろにょろ」に会える?! 冬限定の神秘の造形物が大滝に!

「にょろにょろ」と聞くと、ほとんどの方はあの有名なアニメのキャラクターを思い起こすでしょう。そうです、あのキャラクターを見ることができる場所があるというのです。早速行ってみると、現実離れした光景に引き込まれ、時間を忘れる空間が存在しました。

「にょろにょろ」の正体とは

場所は伊達市大滝区(旧大滝村)。「にょろにょろ」を見るツアー(1月初旬~3月下旬実施)を行っている「大滝アウトドアアドベンチャーズ」代表の酒井さんによると、「にょろにょろ」の正体は「氷筍(ひょうじゅん)」と呼ばれるもの。鍾乳洞の石筍と似た過程で、洞窟内で少しずつ滴り落ちた雫が、地面にタケノコが生えたように凍り付き作られます。山奥にある洞窟内に冬の間だけ自然発生するもので、100年前から村の人たちが大切にしてきた「村の宝」との事です。

「にょろにょろ」の大群を探して

真冬に山の中にある洞窟に行く訳ですから、それなりの装備をして行きます。約40分程山の中を歩いていくと、木々に覆われた崖の一部に、ぽっかりと空いた穴が見えてきます。山歩きの末、たどり着いた洞窟を目の当りにすると、一気に探検している雰囲気が高まり興奮してしまいます。近寄ってみると洞窟の天井から伸びる氷柱とともに、小さな氷筍がタケノコのように生えているのが見えてきます。

洞窟ですので足下はもちろん頭上の岩等にも気をつけなければいけませんが、氷筍を破壊しないように慎重に奥へと進んで行くと、そこには「にょろにょろ」の大群が! 大きさも形も様々な氷筍が、ものすごい数 生えています。日本最大規模の約5000本あるというのですから、当然ですが圧巻です! その形はまさに「にょろにょろ」。入り口では数センチでしたが、中には50センチ、1メートル、天井と繋がってるのもあります。

条件が揃った神秘の空間から生まれる奇跡の造形物

洞窟内には「チョロチョロ」と水の流れる音が響き渡り、入り口から差し込む光に輝く氷筍の群れを、より神秘的な物に感じさせてくれます。写真を撮っていると、そのうち天井から滴る水滴が氷筍の上に落ちる光景をじっと見つめていることに気づきます。氷筍が形成されていく光景に、万物創世というと大げさかもしれませんが、何か神秘的な見えざる力のようなものを感じ、考えさせられました。

 

氷筍はマイナス3度~マイナス5度くらいの洞窟内に発生する自然の造形物ですから、それなりの深い洞窟が存在し、天井から水が滴り落ち、気温が一定でなければなりません。そう考えると、奇跡の造形物と言っても過言ではないでしょう。

この自然の奇跡「氷筍」を守っていこうと、「大滝まちづくり観光協会」、「大滝アウトドアアドベンチャーズ」をはじめ、多くの方が努力しています。中には氷筍を見る為に、迷惑な駐車をしたり、私有地にゴミを落としたりする人もいるようですが、努力を重ねる多くの方に敬意を表する意味でも、基本的なマナーは守って楽しみたいものですね。

 

冬の時期に山へ入るので、気温、天候、装備はもちろん、土地の地形や危険箇所の把握等、事前準備は必要です。冬山経験の無い方や体力に自身の無い方はもちろん、初めての方もツアーに参加する事をお勧めします。

 

<ツアー概要>
ツアー名:神秘の洞窟氷筍探訪
実施時期:1月初旬~3月下旬


<取材協力>
大滝アウトドアアドベンチャーズ
伊達市大滝区本町17-3
TEL:0142-68-5180
HP:http://www.ooa-guide.com/

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