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山頂で足踏みするとドンドン音が鳴る!厚沢部町の太鼓山に登ってきた

道南・檜山地方の厚沢部町には、音が鳴る山があるのだそう。その山とは「太鼓山」です。なんでも足踏みするとドンドンと音が鳴るとのことで、その場所を突き止めるべく、山頂を目指して山登りをしてきました。

厚沢部町市街地とその背後にある太鼓山

▼市街地近くにあって登りやすい太鼓山

太鼓山は、厚沢部町市街のそばにある標高171mの比較的低い山です。登山口から早速急な上り坂です。太鼓山の遊歩道はかつて、江戸時代に箱館と江差を結ぶ鶉街道の一部をなしていた歴史あるルートなのです。

その急な上り坂を登り切ると、アップダウンを繰り返す山の峰を東に進み、太鼓山山頂を目指します。

登山口からおよそ30分。ようやく太鼓山山頂に到着です。山頂広場にはベンチが設置されており、木々の間からは厚沢部の田園地帯が見渡せます。

山頂から見る厚沢部町の平野

▼山頂で音が鳴るポイントを探そう!

さて、問題のドンドンと音の鳴る場所はどこなのでしょうか。普通に歩いているだけでは気づきにくいかもしれません。

その場合は、足踏みするかのように少し強めに歩いてみましょう。そうすると、大きくドンドンと鈍い地鳴りのする場所があります。まるで地面の下に空洞があるかのようです。

音の大きさも場所によって異なりますので、山頂広場の隅から隅まで歩きながら、より大きく音の鳴るポイントを探してみましょう。

太鼓山山頂

山頂広場の地面はいたって普通

一番大きく音の鳴るポイントを見つけたら、今度はその場でジャンプしてみましょう。ドンドンという音がさらに大きく感じられます。そして、周囲の地面が少し揺れているようにも感じられることでしょう。通常の地面では、ジャンプしても安定感のあるかたい音しかしませんが、太鼓山山頂では地面が抜けるのではないかと思うほどです。

音の鳴るポイントは山頂広場だけではないようです。登山道を足踏みしながら下山すると、ルート上にもところどころ同じようにドンドンと鈍い音のなるポイントがありました。山頂からどこまで離れると音が鳴らなくなるのか、チェックしながら下山してみるのもいいのではないでしょうか。

▼昔ほど音が鳴らなくなった太鼓山

厚沢部町の歴史に関する文献を紐解くと、太鼓山はかつて「おかりや」と呼んでいたそうですが、大正時代に蛾虫小学校(現在の厚沢部小学校)の安藤先生が子供たちと山に登った際、足踏みして太鼓のような音が鳴るのを聞いて太鼓山と呼んだのがはじまりとされています。

実際に山頂の下に空洞があるのではないかと考える人もいるそうですが、実際にどうなっているか、なぜ音が鳴るのかははっきりとはわかっていないそう。町役場職員や地元に住む年配の方に聞いたところ、昔と比べて鳴る音の大きさが小さくなってきたといいます。もしかすると将来的にはさらに音が小さくなってしまうかもしれません。訪れるならお早めに。

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