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キュン旅北海道

18年春号

札幌&洞爺湖 ふたつのディープなオトナ旅

伊藤 亜由美さん

 今回紹介する札幌の中でも狸小路市場界隈は、昔から通い詰めたエリア。石山緑地も道外から来たお客様をお連れするスポットです。もう一つの紹介エリア・洞爺湖は、映画「しあわせのパン」の撮影をした場所。ロケハンの際に、洞爺・月浦エリアのロケーションを見て一目惚れ。映画を見た人が癒やされると思えるような場所を探していたので、まさにぴったりな場所でした。映画を見て洞爺湖を訪れる人がいると聞くと本当にうれしいです。

 大泉洋や安田顕などが所属するクリエイティブオフィスキュー代表取締役、プロデューサー。食、観光、地域特産品など、北海道の魅力を全国に伝えたいと映画「しあわせのパン」「ぶどうのなみだ」を企画。来春には3作目となる作品も公開予定。

年に1〜2回は一緒に旅をするというnoripinokoさんご夫妻。南へ行くことが多いそうですが、「北海道もすてきなところがいっぱいですね」と気に入ってくれた様子。

どこへ行き、何を見て、何を食べ、どんな体験をするか。
旅好き女子たちにこの春提案したいのが、北海道の“ディープな旅”です!
歴史を学び、アートに触れ、北海道ならではの美味を堪能し、自然の中でパワーチャージ…。
今まで知らなかった北海道の顔が見え隠れする、そんな北海道がますます好きになる旅を楽しんでください。

  • すすきのエリア
  • 南3条エリア
  • 石山エリア

グルメはもちろんですが、街の歴史を知ることでより夜の時間が味わい深くなります。

北海道開拓時の深ーい歴史

 旅慣れた人なら、訪れた先の歴史に触れることでより旅がディープなものになることは知っているはず。今では夜ごとネオンがきらめくすすきのの街にも、北海道開拓とともに歩んできた歴史があるのです。きらびやかな街の中心に古い街並みが残っていたり、6つもの寺があったり…。そこには地元の人にもあまり知られていない歴史が存在します。すすきのの歴史に詳しいガイドと一緒に街の記憶をたどるのが「薄野ナイトツアー」です。

薄野ナイトツアー

※5月~開始。詳細は こちら を参照
【スタート時間】19時~ 【所要時間】1時間30分
【定員】10人(先着順) 【参加料】1,500円 ※大人・子ども同料金
【ツアーの問い合わせ・申し込み】古民家ギャラリー鴨々堂(鴨々川ノスタルジア実行委員会)
電話/011-596-7929 所在地/札幌市中央区南7条西2丁目2 受付時間/金~月曜 12時〜20時

 ツアーの始まりは、もともと芸者の置屋だったという古民家ギャラリー鴨々堂。築90年近くの古い建物です。今回のガイドはガイド育成の講師をしている石川圭子さん。「お座敷から声がかかると、鮮やかな着物を来た芸妓さんたちがここから料亭へ向かう姿が見られたそうです」とまず教えてくれました。

 提灯をさげながら、鴨々堂のすぐ横を流れている鴨々川のゆらめきを眺めて歩きます。「鴨々川は、豊平川から分流した川で、昔は生活用水にも使われていました。川の水で染物の顔料を洗い流していたことも」と石川さん。少し行けば賑やかなすすきのが登場しますが、川沿いやかつて料亭が多く並んでいたというこの通りは風情があります。

 すすきののど真ん中となる、南4、5条西3、4丁目が、かつて薄野遊郭と呼ばれたところ。「花街と寺町は隣り合わせであることが多く、明治4年に置かれた薄野遊郭の周りにも次第に寺院が建立されました」。6つの寺がすすきのにはありますが、そのうちの1つ、新善光寺の夜の境内にも立ち寄り、江戸から明治への激動時代に、各宗派が生き残りをかけて北海道へ寺を建てた経緯などを聞きます。

 「大正時代になると、遊郭は現在の菊水エリアに移りましたが、今も薄野遊郭の名残りを残しているのがここです」と、ツアー終盤に案内してくれたのが豊川稲荷札幌別院。「すすきのに関わる有志によって建てられました。寄進者の中に芸妓の名前なども刻まれており、遊郭で働く人の心のよりどころだったと思われます」と石川さん。

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