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SPOT 03

道東ネイチャートリップ 大自然で過ごす旅
from 女満別空港

釧路川源流のほとりに佇む
カヌー体験ができるペンション
〈アトレーユ〉

from 北海道川上郡弟子屈町

SHORT TRIP Guides - 北海道の小さな旅ガイド edited by コロカル
SHORT TRIP Guides - 北海道の小さな旅ガイド edited by コロカル

窓から雄大な自然が広がる、ログハウスペンション

満別空港から車で約1時間。日本最大のカルデラ湖と言われる屈斜路湖を源流に、太平洋まで流れ出る釧路川は、上流から下流まで高低差が極めて少ないことから、北海道随一のカヌーのメッカとして知られています。そんな釧路川源流のカヌーなどのネイチャーガイドとペンションを営むのが弟子屈町にある〈アトレーユ〉です。周辺は隣家も見あたらないほど静かな森に囲まれ、屈斜路湖からも車で7〜8分という距離です。

訪れた午後、お客さんたちがカヌーで下ってくるというので見学へ。アトレーユのカヌー体験は、「ゆったり清流75分」と「たっぷり源流2時間半」の2コースで、専門のガイドがひとり同乗するので小さなお子さんや初心者でも安心して楽しめます。基本は、ガイドと2名まで乗ることができるカナディアンカヌーで、原生林のなかを下っていきます。透明度が高い源流の美しさは言うまでもなく、光があたると青くきらめきます。

釧路川にかかる〈みどり橋〉からパシャリ。この日、台風の影響で増水した釧路川でのカヌーは、いつもとは異なる景色を楽しむことができたようです。

「カヌーでしか行けないんですけど、〈鏡の間〉はぜひ見てもらいたい場所。何度見ても本当に神秘的ですよ」
と教えてくれたのは、アトレーユのオーナーである冨田 恵さん。鏡の間とは、釧路川にあるスポットで、一年中水が涌いているので澄んだ水が鏡のように反射して、夏も冬も美しい景色が広がっています。

カヌーで鏡の間を訪れたところ。

実は、アトレーユの敷地は釧路川に面しているため、宿のすぐそばでカヌーを降りることができるんです。それを見込んで、この敷地を選んだのかと思えば、「偶然なんですよ(笑)」と冨田さんは笑います。

カヌーは、アトレーユの敷地に降りることができます。

もともと東京で教員をしていた冨田さんは、自然環境を生かした滞在施設をつくりたいと考え、本州や北海道で広い敷地を探していたそう。条件に合う土地を探しながら北上していった結果……、たまたま通りかかって見つけたのがこの弟子屈町の4500坪の土地でした。

ログハウスづくりは、伊豆で修業したと言う冨田さん。「ログハウスづくりは、途中であきらめたくなったほど大変でした」

当時、30代だった冨田さんは、費用を抑えるため自分でログハウスを建てることを決心。基本的に、冨田さんと助っ人の若者のふたりで手づくりしたそうです。原木の調達から、皮むき、チェーンソーでのカット、そして中古クレーン車での積み上げと、現在メインハウスとなっているログハウスは、約1年でなんとか住める状態になったそうです。

「通りすがりのログビルダーが手伝ってくれたり、近所の人が壁を塗りに来てくれたり。思い起こせばたくさんの人との出会いがあり、助けてもらいましたね」(冨田さん)

ログハウス1階。テーブルも原木の残りを生かして手づくりしたものだそう。手づくりならではのやさしさが随所にあふれています。

時間をかけて手づくりされたこのログハウスは、木の色合いも味わい深く、なんだかとても居心地がいいのです。この1階では、夕飯と朝食をいただきます。もともと、レストランからスタートしたというだけあって、お客さんからも好評だというアトレーユの食事。お米は、峰延町の減農薬のハーブ米を取り寄せ、自家菜園の野菜、厚岸産のアサリや知床鶏など地場産にもこだわりながら、コースでいただきます。

「マスの冷製 アボカドソース」は、アトレーユの菜園でとれたチャイブやイタリアンパセリや山ワサビと一緒にいただきます。

「知床鶏の香草焼き」。香草の香りが染み込んだ鶏肉をあっさりとしたトマトベースのドレッシングで。

宿泊はログハウスと、別棟を含めて全5部屋。広々とした空間に家族やグループでゆったり滞在できます。
「特別なことは何もないんですよ。でも、せっかくここまで足を運んでくださっているのだから、少しでも快適に過ごしてもらいたい」

リピーターが多いというアトレーユでは、創業以来、毎年来てくれているお客さまもいるそう。冨田さん家族のホスピタリティとこの自然のなかで過ごす時間が忘れられないのかもしれません。

別棟にある掃除が行き届いた宿泊部屋。こちらは最大4名まで泊まれるコンフォートルーム(バス・トイレ付き)。

部屋から見えるこの自然豊かな景色に癒されます。

「土地を購入した当時は、こんな森のなかで生きていけるのかと思うほど、自然に圧倒されましたが(笑)、ここの自然の豊かさは本当にすばらしい。美幌峠から見下ろす屈斜路湖は、日本とは思えないようなダイナミックな景色。こんなすばらしいところに住んでいるのかと、しみじみ思う」(冨田さん)

屈斜路湖や摩周湖などのある阿寒国立公園内のアトレーユに滞在しながら、自然散策をするもよし、もう一歩踏み込んでカヌー体験をすればもっと深く自然を楽しむことができます。ここにしかない美しい風景とゆったりとした時間に癒されてみては。

現在は冨田さんの息子さんふたりが手伝ってくれています。右から三男の哲さん、奥さまのあゆみさん、冨田(恵)さん、二男の恵基さん。そして左端は、アトレーユでカヌーのガイドで活躍している金川智志さん。

Information

アトレーユ

住所 北海道川上郡弟子屈町屈斜路原野475-56

TEL 015-484-2455

宿泊料金 大人1名10000円〜(2食付き)

体験料 

【カヌー75分コース】

1名7000円・2名11000円/カナディアンカヌー1艇

3名〜5名大人5000円、小学生3500円、3歳以上3000円、2歳以下2000円/ツインカヌー

【カヌー2時間30分コース】

1名14000円・2名11000円/カナディアンカヌー1艇

3~5名大人10000円、小学生7000円、3歳以上6000円、2歳以下4000円/ツインカヌー

※すべて税別、詳しくはHPをご確認ください。

Web http://www.atreyu.info/

おすすめの立ち寄りスポット ①

美幌峠

標高525メートルの美幌峠は、道の駅と展望台がありドライブにおすすめのスポットです。展望台からは日本最大のカルデラ湖である屈斜路湖や噴煙を上げる硫黄山、遠く知床連山や大雪の峰々まで、「天下の絶景」と謳われる一大パノラマの風景を堪能できます。峠に続くなだらかな丘陵地には美幌峠牧場があり、牛がのんびり草をはむ牧歌的な風景も楽しめます。

住所 北海道網走郡美幌町字古梅

TEL 0157-75-0700(道の駅ぐるっとパノラマ美幌峠)

駐車場 あり

Web http://www.town.bihoro.hokkaido.jp/

おすすめの立ち寄りスポット ②

辻谷商店

〈道の駅摩周湖温泉〉の隣にある〈辻谷商店〉は、店主が旅して集めた各国の雑貨店と併設された食堂のスープカレーが評判です。香味野菜や果物、鶏ガラ、カツオ節をじっくり煮込んだスープに、約10種類を独自配合したスパイスを加えたカレーはコクがあるのに身体にすっとなじむおいしさで滋養もたっぷり。メニューはチキンカレー、野菜カレー、南インド風カレー(ココナッツ入り)の3種(各1230円)とチャイやコーヒーなども。

住所 北海道川上郡弟子屈町湯の島3-3-37

TEL 015-482-4020

営業期間 商店 10:00~18:00、食堂 12:00~18:00(17:00LO)

定休日 水曜(祝日の場合は営業)

Web http://tsujiya.com/

photo:yayoi arimoto text:colocal

※2016年8月の台風の影響で一部通行止めとなっている道路があります。滞在先からの交通アクセスなどを一度ご確認のうえ、お出かけください。
国土交通省北海道開発局 北海道地区道路情報

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