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キュン旅北海道

18-19年冬号

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函館の栄華を知るすき焼き専門店

 「すき焼」と書かれたのれんを下げた趣のある建物。玄関の上には「牛屋」の文字が…。「阿さ利」は、明治34年に創業した「阿佐利精肉店」が営むすき焼きの専門店。函館の街が水産業で栄え活気づいていた当時、この辺りはたくさんの料理屋があり、毎晩のように海産商の旦那たちが芸者を連れて歩く、とにかく賑やかな花街だったそう。その頃から続いている店は今ではここだけ。華やかな時代に想いを馳せながら店内へ進みます。

 客室は2階で、部屋はすべて個室になっており周りを気にせずにすき焼きを楽しめます。現在の建物は昭和9年の函館大火の後、青森から運んだ再生建築で耐久性のある青森ヒバで作られています。部屋の床柱がつややかなあめ色になっているのを見ると、店が歩んできた長い歳月を感じずにはいられません。
 運ばれてきたのは、美しいサシが入った上質の和牛。精肉店ならではの厳しい目で選ばれた肉は、個体識別番号も明記され、火を通す前からその美味しさが伝わるほどです。
 お店の方が手際よく野菜を炒め、鶏ガラスープと代々続く秘伝のタレを注ぎ、肉をのせていきます。「肉の色がスッと変わったら食べ頃」と教えてもらい、タイミングを逃さないように肉を器へ。口の中に広がる和牛の旨みは格別! 熟成タレと肉の旨みが染み込んだ野菜も絶品で、その美味しさに箸が止まりません。
 今でも地元の人たちに愛される老舗の店で、街の歴史を感じながら心ゆくまですき焼きを味わったら、さあ、次の願いを叶えるために街歩きに出発です!
 ちなみに…、隣の精肉店で提供する手作りのコロッケも地元では人気。午前中で売り切れることがほとんどだそう。タイミングが合えば、ぜひこちらも味わってみて。

昔は七輪の上に鍋を置いていたそう。
換気のために部屋の上が開閉できるようになっています

すき焼き 阿さ利 本店

電話/0138-23-0421 所在地/函館市宝来町10-11 
営業時間/11時~21時30分(20時30分ラストオーダー) 
定休日/水曜
1人前2600円 (梅コース)~ ※ご飯、おしんこ、玉子、デザート付き
アクセス/市電「宝来町」電停下車。徒歩約1分。

古き良き時代の建物と想いが詰まったクラフト

 市電の十字街電停の前にある「はこだて工芸舎」は、地元の陶芸家・堂前守人さん夫妻がクラフト作品を軸に、衣食住にまつわる豊かな暮らしを提案する場所としてオープン。レトロな雰囲気の店内には、函館の作家をはじめとする道内の作家たちが手がけた作品が並びます。一点ものがほとんどだからこそ、選ぶのも旅の思い出になるお店です。
 築80年以上になる建物は、食料品や酒類の販売をしていた梅津商店を古き良き時代の面影を残したまま改装したそう。昔の金庫や時計、調度品などが随所に置かれ、懐かしさと温かさが感じられる雰囲気の中、並んだ作品たちの物語を聞いていると、つい時間が経つのも忘れてしまいます。
 旅のあともこれを使うと旅の思い出がよみがえる…、そんな日常使いもできそうなカップや器を一つひとつ手に取って吟味。飛び入りで参加できる陶芸教室なども実施しているのでホームページをチェックしてみてください。

2人が買ったマグカップは、札幌の陶芸家・高橋里美さんの作品。赤が印象的です

はこだて工芸舎

電話/0138-22-7706 所在地/函館市末広町8-8
営業時間/10時~18時 定休日/年末年始
アクセス/市電「十字街」電停下車。徒歩約1分。

調理パン、デザートパン、食事パン…
どれにしようか迷ってしまう!

小さなお店の中にズラリと並ぶ多彩なパン! 朝の7時30分から営業している「Pain屋」は、通勤通学途中の人からはじまり、地元の人たちが入れ替わり立ち代わりやって来ます。昼には売り切れてしまう日もあるほどの人気店。

Pain屋

電話/0138-22-8513 所在地/函館市宝来町22-12 
営業時間/7時30分~17時
定休日/日曜 アクセス/市電「宝来町」電停下車。徒歩約3分。

手間を惜しまず、ただ丁寧に。
想いが美味しさを作るハムやソーセージ。

大正時代から本場ドイツの伝統の味を函館で作り続けたカール・レイモンの想いと技が、今も引き継がれた老舗店。使用する肉は道産の豚肉と牛肉のみで、使う分だけを毎日仕入れるなど、美味しさへのこだわりは徹底しています。元町の店舗でしか味わえない生ソーセージなど、気になる商品もいっぱい!

函館カール・レイモン レイモンハウス元町店

電話/0138-22-4596 所在地/函館市元町30-3
営業時間/物販、歴史展示館 9時~18時・軽食コーナー 9時~17時30分
定休日/年末年始 アクセス/市電「十字街」電停下車。徒歩約7分。

白子、アンコウにゴッコ…。
冬の味覚の鮮度の良さに感動

 五稜郭の近くにある「地元家」は、店名が表す通り地元の旬の素材にこだわった料理を提供してくれる店。扉を開けると、威勢のいい元気なスタッフが迎えてくれ、地元で愛される店なのがよく分かります。
 毎朝、地元の市場から仕入れる新鮮な魚介がウリで、入り口には生け簀も! 函館の冬の味覚といえば、真だらの白子、アンコウなど。メニューを見ながら話していると、「真だらの白子を地元では〝たち〟と呼ぶんですよ」とお店のスタッフが教えてくれました。気さくに話しかけてくれるアットホームな雰囲気に、緊張がほどけてホッとします。
 せっかくなので、勧めてもらった「たちポン」や「アンコウ鍋(要予約)」をいただくことに。たちは、想像以上にクリーミー。味噌仕立てのアンコウ鍋は、コクがあり、冷えた体を温めてくれます。1〜2月は、運がよければこの地域だけで親しまれる魚、ゴッコも味わえるそう。
 日本酒にもこだわりがある店で、常時50種類以上を用意。道内の日本酒も多数そろいます。利き酒師の資格を持つ店長が、どの料理にはどんな日本酒が合うか教えてくれますよ。

地元家

電話/0138-55-1777 所在地/函館市本町5-16
営業時間/17時30分~翌1時
(フードラストオーダー:23時30分 ドリンクラストオーダー:24時)
定休日/第2水曜日
アクセス/市電「五稜郭公園前」電停下車。徒歩約2分。

冬の函館市内の移動は
市電が便利!

函館観光に欠かせない市電。もちろん冬も便利です。市電と函館バスが乗り放題の共通乗車券を使うと、お得に函館を楽しめます。

●市電・函館バス共通乗車券
1日乗車券 大人:1,000円 小児:500円
2日乗車券 大人:1,700円 小児:850円

寒さも忘れる美しさ。光り輝く夜の街を散策

教会や歴史的建造物が並ぶ元町エリア、開港通りのベイエリアなどで、「はこだてイルミネーション」が開催され、冬の澄んだ空気が、より一層イルミネーションを美しく見せてくれます。光輝くイルミネーションの中、幻想的な光の回廊散策は冬ならではの楽しみ。

開催期間:12月1日〜2019年2月28日 点灯時間:日没〜22時
●はこだて冬フェスティバル実行委員会
電話/0138-27-3535(函館国際観光コンベンション協会内)

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