セレクション
Vol.2 うまい!絶品!!冬の魚たち
冷たい海で身が締まり、しっかりと脂がのった冬の北海道の魚はまさに絶品。ハッカク、カジカ、タチ(タラの白子)など、冬に美味しい魚はたくさんありますが、ここでは特におすすめの魚や食べ方をご紹介します。

まさに冬の王様!「キンキ?」「メンメ?」
冬の北海道で居酒屋に入って、お品書きに「キンキ」の文字があったら要チェック!正式名を「キチジ」という鮮やかな赤色の魚は、白身魚の王様と呼ぶにふさわしい逸品。北海道では一般的に「キンキ」といい、道東方面では「メンメ」とも呼ばれます。旬の冬にはたっぷりと脂が乗って、濃厚で食べやすい絶妙な味わい。焼いてよし、煮付けてよし、揚げてよし、お造りもたまりませんが、中でもおすすめの食べ方が、羅臼の漁師直伝の「湯煮」です。お湯で煮てウスターソースや醤油をかけて食べるシンプルな浜料理ですが、この魚本来のおいしさが一番味わえるそう。ちょっと値が張りますが、それだけの価値はありますよ。

オタマジャクシの親分!?でも美味しさ抜群!!珍魚「ゴッコ」
道南地方の冬の魚「ゴッコ」をご存じですか?函館の恵山地区では、毎年12月から2月頃まで漁が続きます。一般的には「ホテイウオ」と呼ばれ、七福神の布袋様のようなぷっくり体型から名づけられたそう。オタマジャクシを大きくしたような強烈な見た目ですが、地元の漁師も太鼓判を押すほどの美味しさなのです。ぷるぷるとした食感の身はアンコウにも似た上品な味わいで、女性にうれしいコラーゲンがたっぷり。定番の「ゴッコ汁」のほか、唐揚げやバター焼きなどもおすすめです。この冬は函館で、ゴッコざんまいといきましょう!

勝手にしやがれ!「勝手丼」
新鮮な魚はやっぱり生で食べたいもの。寿司や海鮮丼もいいですが、ここはひとつ、本当に食べてみたい「夢の海鮮丼」を自分でつくってみませんか? その名の通り自分勝手につくれる「勝手丼」は、釧路の和商市場の名物。まずは丼のご飯を買ったら、場内のお店を回りながら好きなネタを買って乗せていきます。どのネタにするか迷うほどのバリエーションですが、同じネタでもお店によって量や値段は違うので、じっくり見比べるのがポイント。好きなネタを好きなだけ乗せてつくるオリジナル海鮮丼は、最高のごちそうになりますよ。

えっ、タコでしゃぶしゃぶ!?
ミズダコの水揚げ日本一を誇る稚内で、今から30年ほど前に生まれた食べ方が「タコしゃぶ」です。絶妙な加減で茹で上げた大きなミズダコの足を急速冷凍して、繊維にそって薄くスライス。利尻昆布のだし汁にさっとくぐらせ、ポン酢やごまダレなどのタレでいただきます。甘みたっぷりのタコはお肉のように柔らかく、コリコリとした食感が絶妙。さすが、ミズダコを知りつくした稚内の料理です。一度食べるとやみつきになる美味しさと評判のタコしゃぶは、稚内副港市場内のお店などで食べられますが、事前に確認・予約すると安心です。
道の駅・知床らうす
- 住所
- 羅臼町本町361-1
- URL
- http://www.hokkaido-michinoeki.jp/data/63/each.htm
- 電話
- 0153-87-5151
- 営業時間
- 8:00~20:00(羅臼の海味「知床食堂」)
- 休業日
- 要問い合わせ
恵山ごっこまつり
- 会場
- 函館市日ノ浜町31-2 道の駅「なとわ・えさん」特設会場
- URL
- http://www.city.hakodate.hokkaido.jp/docs/2014030600213/
- 電話
- 0138-85-2336(恵山支所 産業建設課)
- 開催予定
- 2016年2月の日曜日 11:00~
- 内容
- 要問い合わせ
釧路和商市場
- 住所
- 釧路市黒金町13丁目25
- URL
- http://www.washoichiba.com/
- 電話
- 0154-22-3226
- 営業時間
- 月~土 8:00~18:00(1月〜3月は8:00〜17:00)、日曜 8:00~16:00
- 休業日
- 要問い合わせ
稚内副港市場
- 住所
- 稚内市港1丁目6-28
- URL
- http://www.wakkanai-fukukou.com/index.html
- 電話
- 0162-29-0829(株式会社 副港開発)
- 営業時間
- 店舗により異なる
- 休業日
- 要問い合わせ