カヌー02:カヌーショートツーリング&ゼロポイント(洞爺湖)

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カヌーショートツーリング&ゼロポイント(洞爺湖)

自然の息吹を映す秋の洞爺湖で
心癒すひと時。

新千歳空港から車で約1時間30分、洞爺湖は約11万年前の火山活動によって誕生した巨大なカルデラ湖。美しい水辺には緑豊かな森と歴史ある温泉街が広がる、北海道を代表するリゾート地です。四季折々に表情を変える大自然を満喫できるアクティビティも大きな魅力。中でもおすすめなのが、洞爺湖の透き通った水の上を、カナディアンカヌーで「スーッ」と滑るように進み季節の景色を楽しむカヌーでのひと時。
特に、鮮やかに色づく秋がおすすめです。気候や水位などの条件が合えば、湖面に立っているように見える「ゼロポイント」でSNS映えする写真が撮れるかもしれません。

洞爺湖は日本で3番目に大きいカルデラ湖で、最大水深180mにも及ぶ湖水は透明度が高いことでも知られています。
洞爺湖でカヌーツアーを実施している「洞爺ガイドセンター」では、カヌーの操作方法やパドルの扱い方など、基礎から丁寧にレクチャーしてもらえるので初心者でも安心。さあ、静かで穏やかな錦秋の湖へカヌーで漕ぎ出してみましょう。鏡のような湖面をすべるように進む瞬間は、胸がすくような心地よさ。水鳥と同じ目線から眺める水の色、空の高さ、木々の佇まいは、日常生活では味わえない発見と感動に満ちています。
ツアー中は別艇で同伴するガイドが湖畔の自然や動物についてわかりやすく紹介してくれます。湖底に沈む流木や小さな魚が泳ぐ様子を観察したり、野鳥の声や風の音に耳を澄ませたり。太古の地球が創り出した洞爺湖の自然を全身で味わう貴重な体験が、ひととき心を癒してくれます。

ガイドがその日の天候や風向きを考慮して最適な場所へ案内してくれます。条件が合えばぜひ訪れてみたいのが「ゼロポイント」と呼ばれる場所。水面ギリギリに顔を出す岩場で、ここに立つと湖面に立っているように見えるのです。洞爺湖の北西岸にある浮見堂公園の近くにゼロポイントがいくつかあると言われていますが、季節や天候によって水位が変動し、冬になると水位が下がって岩が露出してしまうそう。秋のカヌーショートツーリングではSNS映えする写真を撮れるチャンスに巡り会えるかもしれません。

問い合わせ先:洞爺湖温泉観光協会

画像・取材協力:洞爺ガイドセンター

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