最東端の秋を満喫する旅【女満別空港編】

最東端の秋を満喫する旅【女満別空港編】

紅葉やサケの遡上など秋ならではの景色と風物詩。女満別空港から東へ車を走らせ、知床斜里、ウトロ、羅臼、中標津など漁業を中心とした町を経由し、海の恵みを体感することができます。雄大な自然を満喫し、その土地ならではの旅体験をお楽しみください。

ウトロ鮭テラス

道東の知床半島は流氷と大自然に加え、サケの生産量が18年連続日本一を誇っています。その理由は、サケの産卵に適した川が多く、鬱蒼とした森林からの栄養分が海まで流れ込んでいること、サケの孵化場、漁具の改良、網を張る時間など、漁師が誇りを持って美味しいサケを世に送り出せる要素が揃っています。世界自然遺産の玄関口に位置する斜里町ウトロに足を運ぶと、すべてがサケに関係していることがわかります。サケが遡上するのを見たり、港でサケを満載した漁船に出会ったり、オホーツク海の潮風に揺れる干物やサケ料理など、これまでに味わったことのない、本物のごちそうです。予約をすれば、漁師が大型船からサケを降ろし、選別する様子を見学することもできます。

知床横断道路(知床峠)

知床横断道路は、知床半島の東西を結ぶ重要な道路ですが、冬季は豪雪のため通行止めとなります。斜里町と羅臼町の間にある知床峠の最高地点は標高738mの高さにあり、夏の7月下旬に訪れても頂上には真っ白な雪景色が見られます。紅葉の見頃は9月下旬~10月上旬で、道路は赤みがかったオレンジ色の紅葉に覆われ、遠くに見える青い海の景色は息をのむほど美しく、ドライブコースとしても人気です。天気が良ければ遠くに国後島も見えるかもしれません。

羅臼昆布ヒレ刈り体験

昆布の製造工程は、洗浄、乾燥、さらし、検査など20以上の工程をすべて漁師自らの手で行っています。採集から輸送まで、最も難しいのは最後のヒレ刈りですが、一日漁師体験してみませんか?まずは昆布切り体験を始める前に、羅臼昆布について説明します。昆布そのものの味は、甘味、旨味、酸味、塩分、苦味から構成されています。羅臼昆布はグルタミン酸を多く含み、「天然のグルタミン酸ナトリウム」と呼ばれています。医学的報告によると、グルタミン酸は脳機能を改善するだけでなく、創傷治癒も促進します。体験終了後に出来上がった昆布は、お持ち帰りいただき、ご家庭でお召し上がりください。

羅臼国後展望塔

羅臼国後展望塔は羅臼町の中心部からほど近い場所にあり、標高わずか167mの展望塔からは国後島が一望できます。周囲を見渡すと、国後島が水平線いっぱいに広がり、晴れた夜には対岸の灯りが見えます。展望塔内には北方領土問題について観光客に理解を深めてもらうための特別展示コーナーも設けられており、北方領土問題の一日も早い解決を願っています。

開陽台牧場ふれあい広場

開陽台の西側にある標高270mの牧場は、東京ドーム100個分の広さで、1,000頭の乳牛が飼育されています。牧場の自然を生かした広場を中心に、全長2,600mの遊歩道が整備され、緑深い草原で草を食む牛たちの姿を観察することができます。広場周辺では、保護林の植物や野鳥、昆虫など自然の生態を楽しむことができます。また、牛乳を使ったアイスクリームやスイーツを販売する屋内施設もあり、駐車場、休憩施設、バリアフリートイレがあります。川のせせらぎを聞きながらのんびり遊んだり、田園風景を楽しむことができます。

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