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青い池は、北海道上川郡美瑛町白金にある観光スポットです。

その名の通り水面が青く澄んで見えるのが特徴。水面に陽光が反射し、美しい光景を生み出しています。よく晴れた夏日には爽やかなコバルトブルー、冬は水面が凍結し澄んだブルーにのように、季節や気温、時間帯などによって変化する色合いも青い池の魅力の1つといえるでしょう。

青い池は美瑛川の澄んだ水に、白ひげの滝などから流れ出るアルミニウムを多く含んだ地下水が混ざることで、青色になると言われています。水中に漂ったこれらの成分は太陽の光を散乱させる効果を持ちます。これにより池の水面に反射した太陽光が分散され、短い波長の光となって私たちの目に届くので、鮮やかな青色に見えるのです。

また、温泉から流れてくる硫黄や石灰が池の底を白く染めることで、より一層水の青色を引き立てます。

青い池の水面の色は、見る時間帯や天気によってライトブルーやミルキー色などさまざまな色合いに変化するのが特徴です。ここでは青い池を鑑賞するのに特におすすめのタイミングについてご紹介します。

早朝

早朝の青い池は透き通るような鮮やかな青さです。角度によって少しだけ緑かかって見えます。風が弱く、観光客も少ない時間帯なので思う存分絶景を楽しむことができまるでしょう。水面が安定しているため、池の周りの景色や木々が映り込み、幻想的な雰囲気を楽しめます。ただし、逆光になってしまうので写真撮影には向きません。早朝から午前中の時間帯に青い池を訪れる際は、肉眼で楽しみましょう。

午後一番

太陽が高い位置にある午後一番の時間帯は、写真撮影にぴったり。あたり一帯に太陽光が差し込むので、青い池を見たままの鮮やかさでカメラに収めることができるでしょう。夕方になり日が傾き始めると、日影ができて色の見え方が変わってしまいます。他の観光客も多く訪れる混雑しやすい時間帯なので、時間に余裕をもった来訪がおすすめです。

1年を通して四季折々の色合いと風景を楽しめる青い池。

春は雪融け水が流れ込み、エメラルドグリーンのような深い色合いに。夏は周囲の木々の緑と水面の鮮やかなライトブルーのコントラストを楽しめます。無風と晴天という、青い池を見るための好条件が揃いやすい時期ともいえるでしょう。紅葉が見られる秋は、池の鮮やかな青い色と相まってカラフルな景色を楽しめます。冬は池に雪が降り積もるため水面は見えないものの、独特の幻想的な雰囲気に。真冬になると湖面が凍結し、より一層神聖さが漂います。

青い池では毎年、冬期限定でライトアップを行っています。雪によって青い湖面が見られない冬ですが、日中とはまた違う厳かな美しさを楽しむことができるでしょう。

ライトアップにはさまざまな照明パターンがあり、約10分間で1つのストーリーを表現。点灯時間は基本的に日没後から21時までです。月によって日没の時間は変わるので、旅行で訪れる際は事前にご確認ください。

＼美遊バスのご利用もおすすめ！／

美瑛各地の観光スポットを回ってくれる美遊バスでは、冬季限定で「美瑛の丘とライトアップコース」や「美瑛の歴史とライトアップコース」を運行しています。青い池はもちろん、白ひげの滝や北西の丘など合わせて訪れたい観光スポットを一気に回れるので、青い池以外にも美瑛を満喫したいという方におすすめです。

雨が降った翌日は池の水が濁ってしまい、水面が澄んだ青色に見えない可能性が高いです。青い池を訪れる当日の天気はもちろん、前日の天気も晴れもしくは曇りだと安心でしょう。梅雨がない北海道ですが、6月ごろには1~2週間ほどの間、シトシトと雨が続く時期があります。できれば避けての旅行がおすすめです。

青い池と一緒に訪れておきたいおすすめの観光スポットをご紹介します。どのスポットも名所ばかりなので、青い池を訪れる際はぜひ一緒に探訪して下さいね。

北海道の有名な観光スポットである「青い池」や、その周辺のおすすめの観光スポットについて解説しました。

青い池がある美瑛地区は多くの景観地があり、古くから多くの観光客を魅了し続けています。「青い池」をはじめ、北海道の大自然を満喫できる美瑛にぜひ一度足を運んでみてくださいね。