温泉をゆっくりと時間をかけて楽しみたい
~北海道の「ぬる湯」天然温泉3選

北海道は長年、「温泉地数」で都道府県別1位を維持している一大温泉郷です。バラエティに富んだ温泉は北海道の大きな魅力のひとつです。その北海道に数ある温泉の中から、「暑い日が続く時期でも温泉にゆっくり、じっくり浸かりたい」「もともと熱い温泉が得意ではない」という方におすすめの、天然の〝ぬる湯〟温泉を3軒紹介します。
湯温が異なる湯船を選べる楽しみ
上ノ国町国民温泉保養センター(上ノ国町・湯ノ岱温泉)
天の川と山々に囲まれる湯ノ岱温泉は、上ノ国町の市街地から離れた静かな温泉場です。その源泉は、34.5度の1号井と38.5度の2号井の2本。男女ともに、2号井のみの浴槽(38度)、2号井にお湯を加えた浴槽(42度)、1号井にわずかに2号井を足した浴槽(35度)の3つの湯船があります。仕事や運転を控えてシャキッとしたいなら42度の温浴、リラックスするなら38度の微温浴、長く入りたいなら35度の不感温浴と、選ぶことができます。
この温泉の詳しいご紹介や宿情報は、『TripEat北海道』で読むことができます
絶妙な温度の湯を「人生へのご褒美」に
丸美ヶ丘温泉ホテル(音更町)
丸美ケ丘温泉は音更町の丘の上にある一軒宿です。大浴場で使っている温泉は、38.0度の単純温泉と47.9度のアルカリ性単純温泉の2本。どちらもモール温泉で、それぞれの源泉を単独でかけ流していますが、大半の人が38度の湯船を利用しているそうです。1度入ったら出るタイミングが難しく感じるほどの絶妙な温度で、熱い温泉よりも長い時間入ることができ、地元の常連客の会話も弾みます。
この温泉の詳しいご紹介や宿情報は、『TripEat北海道』で読むことができます
「交代浴」も楽しめる個性異なる2つの湯
十勝岳温泉 凌雲閣(上富良野町)
十勝岳温泉の凌雲閣は、北海道で最も標高が高い場所にある温泉として知られています。源泉は2本で、32.1度の1号井と51.1度の2号井をかけ流しで使っています。2号井は鉄がさびたような鮮やかな茶色なのに対し、1号井は酸性ながら無色透明の優しい肌あたりで、温泉と気づかない人もいるそう。1号井の湯船はプールの温度に近い29度の「低温浴」。温度の高い湯船と交互に入ることで血管の収縮が起こり、より血行が良くなって体が温まります。
この温泉の詳しいご紹介や宿情報は、『TripEat北海道』で読むことができます







