酔いしれたい 味が、 ここに あります。
北海道のお酒を求めて、旅をする。
そんな贅沢をしながら、過ごすひとときには、
誰にも味わえない体験が、
ぎゅっと詰まっています。
北海道の雄大な風土に酔いしれながら、
旅のはじまりに乾杯しましょう。
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温暖化の影響により
北海道がぶどう栽培
好適地に近年、気候変動の影響もあり、北海道でも質の良い欧州系ワイン用ぶどうが栽培できるようになってきました。昼夜の寒暖差が、糖度と酸度のバランスの取れたぶどうを育むおかげで、ワインの味わいも年々レベルアップしています。
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新規ワイナリーが続々!
個性豊かな実力派も登場新しいワイナリーが続々と誕生する北海道。特に余市・仁木エリア、函館を中心とする道南エリア、そしてこれまでワイナリーが少なかった十勝・オホーツクエリアで、風土を醸すワイナリーが増えています。
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チーズ、肉・魚介を
はじめ
ベストマッチな
道産食材ワインをはじめビールや日本酒など、お酒をさらにおいしくしてくれる各地の逸品も見逃せません。食の宝庫・北海道では、大地で実る農作物はもちろん、新鮮な肉・魚介、良質なミルクで作るチーズなど、珠玉のグルメをさまざまな場所で楽しむことができます。
※2024年9月25日現在の情報です。
余市・仁木、空知に
個性豊かなワイナリー多数
北海道のワイナリーの大部分が集中する道央エリア。余市・仁木、空知には、隣接するようにワイナリーが点在し、その規模もさまざま。アクセスもよく、1日で数カ所巡れるのもメリットです。もともと果樹栽培が盛んだった余市・仁木エリアでは、新しい小規模ワイナリーが次々と誕生し、それぞれ個性豊かなワインを醸造。北海道のワインツーリズムをひときわ熱くしています。札幌市内から車で1時間圏内、岩見沢市や三笠市などを含む空知エリアには、20年以上の歴史を持つワイナリーも。また道央エリアは、近年、クラフトビールカルチャーも盛り上がっています。
Pick up!
NIKI Hills Winery
仁木町の街並みと日本海を望む丘の上に建つワイナリー。1万坪を超える美しいナチュラルガーデンとC.W.ニコル氏のアドバイスにより整備した森林に囲まれるワイナリーでは、シャルドネやピノ・ノワール、ケルナー、メルローなどからワインを醸造しています。フラッグシップワイン「HATSUYUKI」は、青りんごや柑橘類のアロマと北海道らしい爽やかな酸が楽しめる1本。ワイナリー見学ツアーでは、醸造所をはじめ、樽が眠る地下のカーヴへもご案内。ツアーの〆は、ぶどう畑を見渡せるラウンジまたはエレガントな地下レストランで3種類または6種類のテイスティングを楽しめます。
- 所在地
- 〒048-2401 北海道余市郡仁木町旭台148-1
- 電話番号
- 0135-32-3801
- アクセス
- JR仁木駅から車で10分
JR余市駅から車で15分 - 定休日
- 不定休
- 営業時間
- ワインショップ
10:00〜16:00
レストラン
ランチ 12:00、ディナー 18:00
それぞれ一斉スタート ※3日前までの予約制
ワイナリーツアー(工場見学あり)
①10:30〜 ②13:30〜 ③14:45〜(当日予約可)
カートツアー(畑の見学あり)
①11:00〜 ②14:00〜(5月〜10月)
※雨天中止の場合あり - 料金
- ワイナリーツアー
3,300 円(3種類テイスティング付き)
4,950 円(6種類テイスティング付き)
カートツアー
3,300 円 - 駐車場
- 有
- 施設サイト
- https://nikihills.co.jp/
- 備考
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ワイナリー一覧
見学及び商品の購入が可能なワイナリーをご紹介しております。
周辺グルメ
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小樽酒商 たかの(銘酒角打ち 隠れ蔵)
1階は北海道をはじめ全国の銘酒を扱う酒店。2階は夕方から角打ちとしてオープン。手作りのアテとともに、店主が厳選した日本酒やワインに酔いしれることができます。
営業時間 17:00〜22:00(月曜〜土曜日。日曜日は〜21:00)定休日 -住所 〒047-0032 北海道小樽市稲穂1丁目1-6電話番号 0134-34-1100 -
naritaya 蕎麦と日本ワイン
石臼挽きの北海道産そば粉で作る手打ちの細切り蕎麦は、香りとのど越しの良さが絶品です。
naritayaのワイン“Asahidai 245”シリーズをはじめ地元産を中心とした日本ワインや地酒との組み合わせも楽しめます。営業時間 11:30〜14:30(L.O 14:00)定休日 火曜・水曜日 ※臨時休業有住所 〒048-2401 北海道余市郡仁木町旭台257電話番号 0135-32-3877 -
Yoichi LOOP
余市駅前にあるホテル備えたレストラン。和食やフレンチの一流店で腕を磨いたシェフが余市の旬を大切に、ひと皿ずつ丁寧に仕上げます。道産ワインと余市の旬に舌鼓を。
営業時間 12:00(ランチスタート)、18:00(ディナースタート)
※コース料理のため一斉スタート制です。
※ランチのみ金曜、土曜、日曜日営業定休日 月曜日住所 〒046-0003 北海道余市郡余市町黒川町4丁目123電話番号 0135-21-7722
※2024年9月25日現在の情報です。
老舗ワイナリーから
注目の新星まで
北海道のワイン文化草創期を築いたワイナリーの一つ、「はこだてわいん」が1973年に創業。それから時は流れ、2000年代に入って日本初の離島ワイナリー「奥尻ワイナリー」の開業を皮切りに、道南エリアでは次々と新しいワイナリーが誕生しています。開拓使の時代には、西洋の果樹が持ち込まれ試験栽培が行われていた歴史もあり、北海道の果樹栽培発祥の地ともいえるエリア。ここ数年で新たに2つの日本酒蔵も相次いで開業しました。日本海と太平洋にぐるりと囲まれ、津軽海峡にも接しているこのエリアは、新鮮な海産物も豊富で、函館を中心に味自慢・酒自慢の飲食店も充実しています。
周辺グルメ
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おばんざいと自然なわいん 杏’s bar & wine shop maisonnette
道南をはじめ、道内・国内外からナチュラルな造りのワインをラインナップ。和洋中のおばんざいと一緒に、好みのワインをグラス1杯から楽しめます。2階にはワインショップも。
営業時間 18:00~24:00 ※ショップは17:00から、
日曜日のみ15:00~24:00定休日 火曜日(月曜日不定休有)住所 〒040-0011 北海道函館市本町10-10電話番号 0138-55-5680 -
ヴィラ・コンコルディア 麓〜Roku〜
函館山の麓、南部坂の途中に佇む別荘のようなホテルのレストラン。ランチ、ディナーともにコースで、地場の旬を大切にした“函館コンチネンタル料理”が楽しめます。
営業時間 ランチは予約で希望の時間を指定可能。
ディナー 18:00〜22:00定休日 火曜日住所 〒040-0053 北海道函館市末広町3-5電話番号 0138-24-5300 -
五島軒
明治12年創業の老舗レストラン。異国情緒漂う元町エリアにしっくり馴染む、西洋建築の佇まい。重厚感あふれる店内で、丁寧に仕上げられた洋食とはこだてわいんをどうぞ。
営業時間 11:30〜L.O.14:30、17:00〜L.O.20:00定休日 火曜日、1月1・2日。※12月31日は15:00閉店住所 〒040-0053 北海道函館市末広町4-5電話番号 0138-23-1106 -
かぜまち軒
函館の繁華街・五稜郭にあるイタリアン。上ノ国ワイナリーのワインをはじめ、お酒の品揃えが充実。カウンターやテーブル席で、本格的な料理と地元のワインが楽しめます。
営業時間 17:30〜23:00定休日 月曜日住所 〒040-0015 北海道函館市梁川町18-10電話番号 0138-54-6168
※2024年9月25日現在の情報です。
富良野エリアに
新規ワイナリーが誕生
観光地としても人気の高い富良野をはじめ、北海道第二の都市・旭川、最北の離島・利尻島を含む道北エリア。このエリアでワイナリーといえば、1972年創業の「ふらのワイン」が長く愛され続けています。さらにここ数年で自然派ワインを造るワイナリーが誕生。古くから日本酒の醸造が盛んなエリアでしたが、近年、新たに日本酒の蔵が2つも誕生しました。大雪山系の山々に象徴される、雄大で豊かな自然を生かして、ワインや日本酒、ビールなどが造られています。またリンゴの産地らしく、このエリアで造られるシードルもぜひ味わいたいお酒の一つです。
ワイナリー一覧
見学及び商品の購入が可能なワイナリーをご紹介しております。
周辺グルメ
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La Montagne
(ラ・モンターニュ)「かなやま湖ログホテルラーチ」内、開放感あるログ造りのレストラン。木のぬくもりに包まれながら、北海道食材をメインにした料理とふらのワインなどが味わえます。
営業時間 ランチ11:30~15:00(L.O.14:00、11~4月は3日前までの要予約)、ディナー17:30~21:00(L.O.19:30、3日前までの要予約)定休日 無休住所 〒079-2411 空知郡南富良野町東鹿越電話番号 0167-52-3100 -
LeAnn
(ルアン)メニューはおまかせコースのみ。美瑛町にある自社農園で育てた野菜やハーブをふんだんに使い、店内熟成するジビエなどこだわりの食材がお皿を鮮やかに彩ります。
営業時間 11:30〜ラストオーダー14:00、
18:00〜ラストオーダー20:30定休日 毎週月曜日住所 〒070-0030旭川市宮下通7丁目2399-1明治屋ビル3階電話番号 0166-64-6035 -
Restaurant Su
完全予約制のイタリアンレストラン。北海道産の食材をふんだんに盛り込んだコースメニューを、TADA WINERYのワインをはじめ、海外のワインとともに堪能できます。
営業時間 ランチ 12:00~15:00(L.O.14:00)、
ディナー 18:00~22:00(L.O.21:00)定休日 月曜日住所 〒070-003 北海道旭川市5条通7-1615-7
レジデンス5条地下電話番号 0166-74-8829 -
グリル&農家
レストラン
やぎカフェ「ドメーヌ・レゾン」が敷地内に直営するカフェ&レストラン。ヤギのミルクを使ったソフトクリームや道産牛100%のハンバーグも人気で、ワインも飲めます。
営業時間 11:00〜L.O.16:30定休日 不定休住所 〒071-0771 北海道空知郡中富良野町東1線北4号電話番号 0167-56-7525
道産ワインの夜明けは
道東から
十勝からオホーツクまで、幅広い地域を網羅する道東エリア。1963年に日本初の自治体ワイナリーとして誕生した「池田町ブドウ・ブドウ酒研究所」の「十勝ワイン」から、北海道産ワインの歴史がスタートしました。近年は、十勝管内の芽室町やオホーツクエリアの北見市にもワイナリーが誕生。生産者の努力により、寒さの厳しい道東エリアでも、ワイン造りが活発化しています。また日本酒の蔵や焼酎、ウイスキーの蒸溜所、クラフトビールの工房なども充実。道東エリアの雄大な自然が育む海の幸、山の幸と一緒に、その土地のお酒に酔いしれることができます。
ワイナリー一覧
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周辺グルメ
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レストラン
よねくらJR池田町駅前に暖簾を掲げ、町が誇るブランド牛「池田牛」のステーキが味わえる洋食レストラン。旨味が凝縮された赤身肉と一緒に十勝ワインを堪能できる1軒です。
営業時間 9:00~17:00(L.O 16:00)定休日 木曜日住所 〒083-0090 北海道中川郡池田町大通1丁目27電話番号 015-572-2032 -
CAFE & BAR NUPKA
帯広市内中心部、ホテルヌプカの1階にあるカフェ・バー。オリジナルのクラフトビールのほか、十勝近郊で造られたワインやクラフトビールが揃います。特にクラフトビールの品揃えが充実。
営業時間 7:00〜23:00定休日 -住所 〒080-0012 北海道帯広市西2条南10丁目20-3電話番号 0155-20-2600 -
バード・
ウォッチ・カフェ「森のスパリゾート 北海道ホテル」1階、庭を眺めながら食事が楽しめます。地元の素材を生かして料理長が腕を振るうメニューとともに、十勝ワインなどをどうぞ。
営業時間 朝食 6:30~10:00、ランチ 11:30~15:00(ラストオーダー14:00)、ディナー 17:00~21:30(ラストオーダー21:00)定休日 ランチ月曜・火曜日、ディナー火曜日 ※祝日の場合は営業。GW、年末年始は無休住所 〒080-8511 北海道帯広市西7条南19丁目1 森のスパリゾート 北海道ホテル電話番号 0155-21-0001 -
旬の野菜と焼肉 大地の匠
オーナー牧場で肥育される「未来めむろうし」をはじめ、十勝産ブランド牛のほかワインやチーズ、野菜など地元の味覚が揃う焼肉レストラン。同じ芽室町産の牛肉とワインの相性は抜群です。
営業時間 ランチ 11:30〜14:00、ディナー 17:30〜21:00定休日 木曜日住所 〒080-0262北海道河東郡音更町十勝川温泉北13丁目1-19電話番号 0155-67-1129
アドバイザー
NPO法人ワインクラスター北海道 代表理事
阿部 眞久氏
【主な資格・任命】日本ワインコンクール審査員(2022年度)/シニアソムリエ、ソムリエ(日本ソムリエ協会)/国内旅行業務取扱管理者(国家資格・観光庁)/北海道らしい食づくり名人(北海道知事認定)
【略歴】1974年(昭和49年)宮城県出身。受験年齢最年少でソムリエ資格(23歳)、シニアソムリエ資格(32歳)を取得し、2000年より北海道が世界有数のワイン産地になると確信し小樽市に移住。北海道ワイン株式会社総合企画室を経て2013年に独立起業。現在は「北海道大学ワイン教育研究センター」に常勤し、北海道庁や北海道ワイナリー協会等と連携した北海道産ワインに関する事業を幅広く手掛け、北海道産ワインの第一人者として認知されている。
ワインツーリズムは、ワイナリーを訪問することだけでなく、その土地の歴史や気候風土、名産食材や食文化など「ワインをきっかけに地域を楽しむ旅」だと思います。この広い北海道では、地域によってブドウ品種や風景、気候風土が異なります。それぞれから、冷涼な地域のフレッシュな酸味、温暖な地域の芳醇な味わい、海沿いのワインは潮風のニュアンスが感じられるかもしれません。「北海道のワイン」という括りだけでなく、その土地やワインの特徴を意識してみてください。適度にお酒を楽しみながら、ルールやマナーを守って北海道のワインツーリズムを楽しんでもらえればと思います。
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