新鮮で美味しいウニを食べに、漁獲量日本一の積丹へ!

北海道にはカニやイクラなど新鮮な海の幸がたくさんありますが、実はウニの漁獲量も日本一なのです。そして、夏の日本海側では、ウニが旬のシーズンを迎えています。いざ、新鮮で美味しいウニを食べに積丹への「ウニ旅」に出かけましょう。
青く透き通るような積丹ブルー!積丹半島
日本海側に位置する積丹半島は、青く透き通るような海の美しさが「積丹ブルー」と呼ばれ、北海道で唯一の海中国定公園にも指定されています。浅瀬の岩々が透き通って見え、エメラルドのように青緑に輝く海の色は、訪れた人が思わず写真を撮りたくなるフォトジェニックなスポットです。
新鮮なウニ丼が食べられると人気のスポット
積丹ブルーの絶景ポイント・神威岬(かむいみさき)や島武意海岸(しまむいかいがん)の近くには、漁師が経営するお店をはじめ、ウニ丼を提供するお店が多くあります。なかには、メニューが生ウニ丼だけというお店もあるほどです。6月から8月のウニ漁の解禁時期には、このシーズンを待ち焦がれて生ウニを食べに訪れる人も数多くいます。
粘りの強い細目昆布を食べて育つ積丹のウニの味は、濃厚な甘さと深いコクが特徴です。しかし、積丹町内で水揚げされたウニのほぼすべてが町内で消費されるため、ほとんど町外に流通することがないと言われています。まさに「産地でしか味わえないウニ」なのです。だからこそ、メニューが生ウニ丼だけというこだわりのお店もあるのも納得です。もちろん、ウニ丼以外に海鮮丼を提供しているお店もたくさんあります。
ウニ丼を味わえる積丹のお店
■「お食事処 みさき」
店主がウニ漁師で、添加物を一切使用していない最高の天然ウニを提供しています。6月から8月しか食べられない1日20食限定の「赤ばふん生ウニ丼」は格別のおいしさです。写真の生ウニ丼セットは前浜から獲れたばかり。鮮度良好で、究極の味わいをお約束します。
住所:北海道積丹郡積丹町日司町236
最寄り駅:JR函館本線小樽駅から車で80分、JR函館本線余市駅から車で50分
電話番号:0135-45-6547
営業時間:9:00~15:30(ラストオーダー 15:00)
定休日:第2・第4水曜日、例年11月上旬~4月下旬は休業
駐車場:20台
■鱗晃荘 食事処 うろこ
6月から8月のウニ漁が行われる3ヶ月間、宿の店主がウニ漁に出漁した日のみ営業する食堂です。毎日の営業は行っていないので、SNSや電話で営業情報を確認することをお勧めします。ウニ漁30年以上のベテランが獲った積丹産の朝獲れウニは白米とのバランスが抜群で、ウニの甘みを十分に感じながら一杯ペロッと食べられます。写真は生ウニ丼にお味噌汁、小鉢、お漬物が付いたセットです。
住所:北海道積丹郡積丹町大字入舸町字沢57-1
電話番号:0135-45-6030
営業時間:サイトのお知らせ欄にて告知
定休日:不定休、例年9月~5月は休業
駐車場:15台(無料)、大型バス用駐車場あり
ウニ丼と一緒に訪れてほしい絶景スポット
積丹半島に行ったらぜひとも、青く透き通るような積丹ブルーの海を見に神威岬と島武意海岸を訪れてみてください。大海原にせり出す神威岬は、日本海からの潮風などによって長年にわたって削られてきた断崖絶壁の上から見る、ほぼ360度の絶景スポットとなっています。
神威岬の先端から雄大な自然と神威岩を眺める
積丹半島は、江戸時代の末期から昭和初期までニシン漁でにぎわい、全国でも有名な「ソーラン節のふるさと」ともいわれています。その積丹半島の先端にせり出した神威岬は、積丹半島の突端地域にある積丹三大岬の中でもっとも有名な岬です。
神威岬の先端から眼下に見える神威岩は、澄み切った海中に立ち尽くす乙女の化身とも言われています。昼の積丹ブルーの海も美しいですが、夕陽が沈む時間帯もまた格別の絶景です。神威岩が見られる岬の先端までは、徒歩で20分ほど歩くので、歩きやすい靴やスニーカーがあると便利です。
今話題のスポット「宝島」
積丹町美国・黄金岬(おうごんみさき)の先にある「宝島」は、多くの富をもたらしたニシンの大群が押し寄せたことからその名が付けられたと言われています。近年、上空から見るとハートの形をしており、開運の島として人気を集めています。
約500メートルの遊歩道を歩いた先の展望台からは、積丹ブルーの雄大な海や切り立った断崖、ゴツゴツとした岩、ハート形の宝島などの絶景が眺められますよ。
夏は旬のウニを思いきり堪能できる季節です。6月から8月、新鮮で美味しいウニ丼と、心を揺さぶる絶景が一緒に楽しめる積丹へのウニ旅へ出発しましょう。
















