北海道の花の名所vol.1

どこまでも続くひまわり畑
目の前に広がる黄色い絨毯は、北海道の名所「北竜町ひまわりの里」。夏には約150万本のひまわりが咲き誇る驚くほど美しい場所です。ひまわり畑はとても広いので、レンタル自転車で巡るのが一番です。見頃は7月中旬から8月下旬。花を鑑賞したり、美しい写真を撮ったりするほか、ひまわり迷路などのアクティビティも楽しめます。もちろん、次のインスタグラムのトップ写真を撮るのにも絶好の場所です!とても暑くなるので、訪れる際は帽子と日焼け止めクリームを忘れずに持参してください。
滝川駅バスターミナルから碧水市街行行きバスに乗り、北竜中学校前で下車(約40分)。車で行く場合は、深川留萌自動車道ICから約17分。ひまわりが咲く夏には、札幌駅から貸切バスも運行しています。
雨竜郡北竜町字板谷143-2
電話番号: 0164-34-2111(北竜町ひまわり観光協会)
駐車場: 約600台無料
札幌市街を借景にしたラベンダー畑
幌見峠ラベンダー園は札幌駅から車で約20分の距離の幌見峠に位置しています。
ラベンダー園には約5,000株のラベンダーが植えられており、ラベンダーの開花時期には、まるで紫色の絨毯が敷かれたように見えます。山全体が紫色に染まり、とてもロマンチックです!ラベンダー畑の下には札幌市街が広がり、花畑を楽しみながら市内の美しい景色も眺めることができます。自然と都市が調和する、ここにしかない景観です。また、ラベンダー摘み取り体験もできます。
幌見峠はラベンダーの名所としてだけでなく、夜景の観賞スポットとしても非常に有名です。ここには夜景展望駐車場があり、車から降りずに札幌市のロマンチックな夜景を楽しむことができます!
地下鉄「円山公園駅」から車で10分
住所:札幌市中央区盤渓471-110
ラベンダ園の開園期間:7月上旬-下旬
夜景展望駐車場の開放期間:4月1日-11月30日
営業時間:9:00-17:00(駐車場は24時間営業)
大仏様とラベンダー
「頭大仏」は真駒内滝野霊園内にあり、世界的に有名な建築家、安藤忠雄氏によって設計され、2016年夏に完成しました。現在では札幌でラベンダー畑を観賞する新たな人気スポットとなっており、その独特な風景が話題を呼んでいます。広大なラベンダー畑の中に、大仏様の頭だけが見えることから「頭大仏」と名付けられました。
夏になると、15万株のラベンダーが一斉に咲き、大仏様は紫色の花と青い空に囲まれ、まるで別世界にいるかのようです。入口の廊下を通り抜けると、ゆっくりと流れる水の庭園があり、心が洗われるような感覚を味わえます。ここには俗世を離れたような雰囲気があります。
園内にはロタンダカフェ&ストアもあり、食事を提供するほか、地元の特産品やここでしか買えない頭大仏限定のグッズも販売しています。
ラベンダー畑の最適な観賞時期:7月中旬-下旬
営業時間:
4月-10月:9:00-16:00
11月-3月:10:00-15:00
アクセス:
車:道央自動車道「北広島IC」から約29分
バス:札幌地下鉄南北線「真駒内駅」からバス「真108」に乗り換え、約20-23分で真駒内滝野霊園に到着
住所:札幌市南区滝野2-3
電話番号:011-592-1223(営業時間9:00-16:00)
花畑を見た後は、甘いメロンも忘れずに
北海道の夏に絶対に見逃せないスポットの一つがファーム富田です。農場には日本最大のラベンダー畑があり、毎年100万人の観光客がこの美しい景色を楽しみに訪れます。
ファーム富田で最も代表的なラベンダー畑は「トラディショナルラベンダー畑」で、毎年7月上旬から8月上旬にかけてラベンダーが満開になると、山の斜面全体が紫色のラベンダーで覆われ、まるで紫色の絨毯が敷かれたような壮麗な景色が広がります。また、富良野盆地の田園風景や十勝岳連峰の山々を遠望することもできます。
さらに見逃せないのが「山の彩りの畑」で、紫色のラベンダー、白色のカスミソウ、赤色のポピー、ピンク色のマツバボタン、オレンジ色のカリフォルニアポピーなどの花々が丘を彩り、7月中旬から7月下旬にかけて満開になると、まるで美しい虹のような色とりどりの景色が楽しめます。
美しい花畑を楽しんだ後は、濃厚な甘みと芳醇な香りの「ふらのメロン」を味わってください。新鮮なカットメロン、メロンソフトクリーム、メロンパン、ラベンダーソフトクリームなど、ラベンダーとメロンを使ったさまざまなスイーツが味覚と視覚を同時に楽しませてくれます。
バス:旭川駅前からふらのバス(快速ラベンダー)で約90分、中富良野駅下車、徒歩25分。またはタクシーで5分ほど。
電車:JR富良野線中富良野駅下車、徒歩約25分
6月から10月にかけて、JR北海道の季節観光列車「ノロッコ号」が運行されます。観光列車はラベンダー畑駅に停車します。この駅で下車すると徒歩7-8分程度です。
北海道の夏、忘れられない感動
美瑛町にある「四季彩の丘」は、園内面積が15haに達し、季節ごとに様々な花が咲き誇ります。5月にはチューリップ、7月にはラベンダー、夏から秋にかけてはヒマワリなどが見られます。花の季節には、丘全体が七色の絨毯のように覆われ、美瑛を代表する庭園と言えます。
園内は広大なため、毎年4月下旬から10月下旬の花の季節には、園内バス「四季彩ノロッコ号(トラクターバス)」、自動運転のバギーや四人乗りの遊園車などの有料サービスが提供されます。家族連れでも楽に園内を巡り、花を楽しむことができます。
また、園内にはアルパカ牧場もあり、ふわふわの毛と可愛らしい表情のアルパカたちも四季彩の丘の見どころの一つです。
冬季の丘は白い雪に覆われ、花園に代わって一面の雪景色が広がります。冬の四季彩の丘では、スノーモービルなどの雪上アクティビティも提供され、また違った体験が楽しめます。
電車:JR富良野線「美馬牛駅」下車、徒歩25分
※タクシーをご利用の場合は、JR富良野線美瑛駅下車、美瑛駅前広場でタクシーを拾うことをお勧めします。
4月-5月、10月:9:00-17:00
6月-9月:8:30-18:00
3月、11月:9:00-16:30
12月-2月:9:00-16:00
※四季彩の丘の花の見頃は7月-9月