北海道内ブルワリーの直営店でクラフトビールを味わう~札幌市内ビール巡り「vol.2」

近年、クラフトビールの醸造所が急増し、札幌でも気軽に飲める飲食店が増えています。30年ほど前に「第一次地ビールブーム」があり、道内各地でも地ビールが誕生しましたが、徐々に下火に。ここ10年ほど、アメリカのクラフトビール流行を受け、首都圏ではブルワリーが急増していますが、東京、神奈川に次いでブルワリーが多いのは、ここ北海道。クラフトビールが飲める飲食店を巡る企画の2回目は、道内のブルワリーの直営店を特集します。
飲み比べで色合いや風味が異なる個性的な1杯を
NEIGHBOUR Roast&Brew
ANAクラウンプラザホテル1階の「NEIGHBOUR(ネイバー) Roast&Brew」では、網走ビール(網走市)に醸造を委託したオリジナルビールや網走ビール、道内外のクラフトビールを常時9種類揃えています。網走ビールのブルワーが定期的に来店して、店の裏にある250リットルタンクに仕込むオリジナルビール。標茶町産の脱脂粉乳とイチゴを使ったピンク色の「イチゴミルクシェイク」や斜里町産の人参を使ったビールなどの変わり種も登場しますが、味わいはどれも本格的。仕事帰りの1杯にも、ランチビールにも、観光客の散策途中の休憩にもぴったりなお店です。
お店の詳しいご紹介や店舗情報は『TripEat北海道』で読むことができます。
上富良野発 地元産のホップでこだわりの1杯
Tap Room BEER KOTAN
ビールの味と香りのかぎを握るホップにこだわり、地元産ホップを使ったビールづくりに取り組む、上富良野町の忽布古丹醸造直営のビアバーが「Tap KOTAN」です。定番の3種類と限定醸造の9種類の自社製造ビールを揃えています。最大の特徴は、通年で自社栽培のホップを使うこと。秋に仕込むものはフレッシュホップを、それ以外の時期は乾燥させてペレット状に加工したものを使い、大麦やモルトもできるだけ道産にこだわります。ひと工夫してビールに合う創作料理も人気。窓に向かったカウンター席やスタンディング席、テーブル席もあり、さまざまなシーンに対応しています。
お店の詳しいご紹介や店舗情報は『TripEat北海道』で読むことができます。
創業20年超 1杯に込めた「クラフト」の心意気
Beer Bar NORTH ISLAND
ブルワリーの新設が相次ぐなか、創業20年を超える〝老舗〟のひとつが江別市の「NORTH ISLAND」。札幌市中心部のビル最上階に、直営店「Beer Bar NORTH ISLAND」があります。スチール(鉄)と木を組み合わせたシックで温かみのある店内では、定番の5種類と季節限定を合わせ、常時7~8種類の自社クラフトビールを提供。ビアバーながら、ひと手間かけたビールに合うフードも充実しています。地元・江別の農家が生産したホップや小麦も地元産のハルユタカを使用、フードの材料にも北海道産を取り入れ、「ノースアイランド」の名前の通り、北海道への自信と誇りを持っています。
お店の詳しいご紹介や店舗情報は『TripEat北海道』で読むことができます。
「次の1杯」につながる味を求め 今なお挑戦は続く
TRANS BREWING BEER STAND
カウンターのみのスタンディングで営業する「TRANS BREWING BEER STAND」。札幌市豊平区平岸のトランスブリューイングの直営店で、6つのタップはすべて定番&季節限定の自社ビール。飲みやすく、バランスの良いラインナップを目指していますが、ブルワリー近くの北海学園大の学生のアイデアを取り入れたり、かつてリンゴの栽培が盛んだった平岸にちなんでリンゴ果汁を使ったりと、挑戦も続けています。「超えて、横切って」という意味のある「TRANS」の名前の通り、常識という垣根を超え、自由な発想とアイデアを活かしたビールを提供しています。
お店の詳しいご紹介や店舗情報は『TripEat北海道』で読むことができます。








