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国道237号線沿いの標識「西11線農免農道」を目印に曲がると、高低差の激しい直線道路が2.5km続く、かみふらの八景のひとつです。

道に入ると、目の前に一直線の舗装路が伸び、波のように起伏を繰り返します。アクセルを踏むと車体が浮き上がるような感覚、次の瞬間には急な下り坂。まるでジェットコースターに乗っているような体験ができます。道の両側には、緑の田園と丘陵地が広がり、初夏には麦畑が黄金色に輝き、秋には稲穂が風に揺れます。坂を登り切ると、正面に雪を頂いた十勝連峰の雄大な姿が現れ、青い空との対比が息をのむ美しさです。

2005年に放送されたドラマ『優しい時間』のロケ地としても知られ、地元町民が選ぶ「かみふらの八景」に認定されています。この景色を楽しむ11のフットパスコースや、美瑛から富良野を走り抜ける富良野ロングライドコースも設定され、徒歩や自転車でゆっくりと起伏を味わうこともできます。