小樽市鰊御殿
にしん漁で栄えた時代の暮らしを垣間見る
日本海を望む岬の先端に建つ「小樽市鰊御殿」。1897(明治30)年、北海道の日本海沿岸がまだにしん漁で栄えていた時代、積丹の網元・田中福松によって泊村に建築され、1958(昭和33)年に現在地へ移築復元されました。
一部2階建の建物は、総面積611.9平方メートル(185.1坪)もの広さを誇り、現存する鰊御殿の中では最大級の規模。当時は120名もの「ヤン衆」と呼ばれた出稼ぎの漁夫が寝泊まりしていたと言われています。
1960(昭和35)年には、北海道の民家では初めて「北海道有形文化財鰊漁場建築」として、文化財に指定されました。
館内には、にしん漁やにしん加工に使われた道具をはじめ、番屋で暮らした人々の生活用具や写真などを展示しています。また、当時の鰊漁の作業スタイルを体験することも。衣装を身にまとえば、賑やかだった時代にタイムスリップした気分を味わえます。
- エリア
- 道央エリア
- 小樽・ニセコ近郊エリア
- 旅のテーマ
- 子どもと一緒
- 最寄りの空港
基本情報
- 郵便番号
- 〒047-0047
- 所在地
- 北海道小樽市祝津3-228
- 電話番号
- 0134-22-1038
- 営業時間
- 9:00~17:00(10月16日以降は9:00~16:00)
- 休業日
- 11月下旬~4月上旬
- 料金
- 【入場】大人300円、高校生・市内在住70歳以上150円、中学生以下無料
- 駐車場
- 10台
- アクセス
- ●JR小樽駅前ターミナルから北海道中央バスおたる水族館行きで約25分、終点下車徒歩約5分
●車:札樽道小樽ICから7km 約30分
- 関連リンク
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。