地獄坂
文豪たちが雪の中を歩いた、思索の急坂
小樽商科大学(旧小樽高等商業学校)へと続く約1.5kmの急勾配。作家・小林多喜二や詩人・伊藤整が学生時代に通い、「地獄坂」と呼ばれた歴史を今に伝える散策道です。
かつてこの一帯には建物が少なく、冬には猛烈な吹雪が吹きつける過酷な環境でした。頬に突き刺さる冷たい風、足元を覆う雪。学生たちは凍える手を懐に入れながら、白く染まった急斜面を一歩ずつ踏みしめ、頂へと向かっていきました。その厳しさが、やがて「地獄坂」という名で語り継がれるようになります。
現在は静かな住宅街に囲まれ、ゆっくりと歩ける散策路に。坂を登るごとに、小樽の街並みが少しずつ表情を変えていきます。文学者たちの足跡をたどるように歩けば、自分の足音が遠い時代の息遣いと重なって聞こえてくるかもしれません。静けさの中に、かつての厳しさと志が息づく1.5km。小樽ならではの奥行きを感じる、印象深い散策体験が待っています。
- 最寄りの空港
基本情報
- 所在地
- 北海道小樽市富岡・緑
- 電話番号
- 0134-32-4111(小樽市観光振興室)
- アクセス
- ●徒歩:JR小樽駅から約10分
●車:札樽自動車道小樽ICから約15分 - 関連リンク
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。





















