襟裳岬
日高山脈150kmの終点、2kmの岩礁が続く太平洋の岬
アイヌ語で「オンネエンルム(大きな岬)」と呼ばれる襟裳岬は、2010年に国の名勝ピリカ・ノカ(美しい・形)に指定された、自然の壮大さを体感できる岬です。
北海道の背骨と呼ばれる日高山脈は、全長約150kmにわたり険しい姿を見せながら、この岬で徐々に標高を下げ、太平洋へと沈み込んでいきます。岬の先端から約2km先まで岩礁が続き、その黒い岩肌に白い波が激しく打ち付ける光景は圧巻です。沖合では暖流の黒潮と寒流の親潮がぶつかり合い、霧が立ち込める日には、岩礁が白い霧に包まれて幻想的な姿を見せます。風が頬を叩き、波の轟音が耳を満たし、潮の香りが鼻をくすぐる、五感すべてで自然の力を感じる場所です。
襟裳岬は日本有数の強風地帯としても知られ、風速10m以上の日が年間260日を超えます。襟裳岬「風の館」では、風速25mの強風体験ができ、体が傾くほどの風の力を実際に体感できます。岬に立つ襟裳岬灯台は、荒々しい海を照らし続ける、この地のシンボルです。
- エリア
- 道央エリア
- 洞爺・登別・日高近郊エリア
- 旅のテーマ
- 絶景に出会う
- 最寄りの空港
基本情報
- 所在地
- 北海道えりも町字東洋366-3
- 電話番号
- 01466-2-4626(えりも町産業振興課)
- 駐車場
- 約200台、無料
- アクセス
- ●バス:JR帯広駅からとかちバス広尾行きで約2時間30分、「広尾」下車、JRバス様似営業所行きに乗り換え約50分、「えりも岬」下車徒歩すぐ
- 関連リンク
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。




































