アポイクワガタ
アポイ岳の岩礫地にのみ自生、過酷な地質が育んだ固有の青い花
世界でもアポイ岳周辺の限られた場所でしか見ることのできないアポイクワガタ。特殊な地質環境に適応した、小さく美しい固有植物です。
標高810mのアポイ岳。山頂付近から稜線に広がる、かんらん岩や蛇紋岩からなる岩礫地に、アポイクワガタはひっそりと根を下ろしています。日高地方の限られた環境にのみ分布する極めて希少な固有種で、キクバクワガタが特殊な地質に適応して変化したものと考えられています。草丈はわずか10cmほど。細い葉は濃い紫色を帯び、厳しい環境に適応した独特の姿が特徴です。
雪解け後の初夏には、茎の先に淡い青紫色の花をまとまって咲かせます。灰色の岩肌に揺れるその姿は、荒々しい山の風景に可憐な彩りを添えます。花の中央から長く伸びる2本の雄しべも特徴の一つです。名前は、2枚の萼に包まれた果実の形が、武将の兜を飾る「鍬形(くわがた)」に似ていることに由来しています。
一般的な植物の生育が難しい超塩基性の土壌は、他の植物との競争を少なくし、この地ならではの固有植物を育んできました。岩礫地に群生するアポイクワガタは、厳しい自然環境と長い年月が育んだ、アポイ岳ならではの貴重な自然の宝です。
- エリア
- 道央エリア
- 洞爺・登別・日高近郊エリア
- カテゴリー
- 女子旅
- 夫婦・カップル
- 旅のスタイル
- 動物生息地・植物群生地
- 自然景観・絶景
- 最寄りの空港
基本情報
- 郵便番号
- 〒058-0004
- 所在地
- 北海道様似郡様似町字平宇479-13
- 電話番号
- 0146-36-3601(アポイ岳ジオパークビジターセンター)
- 関連リンク
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。
























