HOKKAIDO
【2020年版】特別な1日。どこまでも続く一本道 絶景ドライブ
どこまでも続く一本道をきままにドライブ。窓から見える景色が、気分をリフレッシュさせてくれます。美しい景色が広がる北海道。であなただけの絶景を探してみませんか。
#1 三国峠(上士幌町)

圧巻の巨大橋のかかる 絶景と清涼の樹海
橋の下には吸い込まれそうなほど深い谷が広がり、目の前には一本道だけ。どこまでも空が広がる幻想的な風景のなかを絶景ドライブ。そんな幻想的な風景が広がるのは、北海道の国道の中で最も標高の高い峠「三国峠」です。
北海道の中心よりやや東、大雪山国立公園内を南北に走る糠平国道(国道273号線)。糠平湖から三国峠までの「樹海ロード」は、夏は深い緑に、9月の終わりからは一足早い紅葉に包まれます。
樹海とともに松見大橋が織り成す眺めが美しく、大自然の中に引かれた一本の赤い道は、まるで絵画のよう。
展望台脇にあるログハウス風のカフェでは、ハンドドリップコーヒーやソフトクリームが人気。
ドライブ好きなら、一度は走ってみたい絶景ルートです。
【住所】上士幌町字三股番外地
【詳しくは】http://www.visit-hokkaido.jp/spot/detail/289
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#2 天に続く道(斜里町)

まっすぐにどこまでも続く一本道。
世界自然遺産・知床にある絶景ロード「天に続く道」。
知床半島への入口の国道244号線から国道334号線の斜里町の峰浜から大栄地区まで続く約18キロの直線道路です。
果てしなく続くまっすぐな道の先が天まで続いているように見えることから名付けられたこの道ですが、
訪れた人が、「ほんとに天に続いていました!」とつぶやいてしまうほど、どこまでもまっすぐ。
地平線まで果てしなく伸び、まるで天まで続いているかのように見えるのです。

そして、天に続く道は、晴れた日の日中も美しいのですが、美しい夕暮れが望める場所としても人気です。特に9月下旬から10月上旬の時期には、道の真ん中に夕陽が沈み、天まで続くかのようなまっすぐな道がまるで夕陽に向かって伸びるような感動的な光景に出合うことができます。
【住所】北海道斜里郡斜里町峰浜
【詳細】https://www.shiretoko.asia/
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#3 ジェットコースターの路(上富良野町)

緩やかな道から一気に急降下、急上昇。
雄大な大雪の山々とのどかな田園風景が広がる一本道。
「ジェットコースターの路」があるのは、パッチワークの丘で人気の美瑛からも近く、夏、ラベンダー畑や色鮮やかな花が咲き誇る上富良野町。
「ジェットコースターの路」の入口は、富良野から旭川に抜ける国道237号線沿いの深山峠を上富良野側から美瑛側に下ったところにある「西11線農免農道」看板が目印。
ジェットコースターの路という名前の通り、2.5キロの真っ直ぐに伸びる道が激しく上ったり下ったりを繰り返すこの一本道の魅力は、なんといっても「かみふらの八景」のひとつとして選ばれているほど美しい丘陵と田園風景、十勝岳連峰の景観。
美しい丘陵や田園風景はまさに北海道そのものです。
【住所】北海道空知郡上富良野町西11線
【詳しくは】http://www.visit-hokkaido.jp/spot/detail/890
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稚内までの海岸線を走る知る人ぞ知る絶景ドライブルート
#4 オロロンライン(小樽市~稚内)
ここも訪れたい絶景ドライブルート!!
ルートの定義は諸説ありますが、小樽(※)に始まり日本海を眺めながら稚内までの約380キの海岸を走る知る人ぞ知る人気の絶景ドライブルート「オロロンライン」。
日本海を眺めながら走るこのルート。北海道の広さはもちろんのこと、日本最北の酒蔵や、ニシン漁で栄え一攫千金の夢を果たした人の姿に思いを馳せることができる道内最大規模のニシン番屋など様々な北海道の魅力が詰まったドライブが楽しめます。
オロロンラインの魅力を満喫するなら、海側の車線を走ることができる稚内への北上がおすすめ。
とにかく景観が素晴らしくて、自然豊かな日本海が織り成す絶景は、心を奪われます。
オロロンラインの主なおすすめ絶景ポイント

■日本海に沈む夕陽の絶景!「黄金岬」
オロロンラインでは日本海に沈む夕日の絶景が眺められます。その中でも特におすすめのスポット「黄金岬」。
かつては、押し寄せてくるニシンの見張り台でもあった岬です。夕陽に映し出され群来するニシンの群が、キラキラと黄金色に輝きながら岸をめがけて押し寄せたことから「黄金岬」と呼ばれるようになったそうです。
沖に沈む夕陽は、「日本一の落陽」と称され、あたりをオレンジ色に染め上げる壮大な夕陽は人々に感動を与えてくれますよ。

(写真提供:NPO法人 サロベツ・エコ・ネットワーク)
■ストレートに伸びる道。草原と海と空だけがただひたすら広がる景色。「サロベツ原野」
北海道の最北端に広がる広さ約2万3000haもある湿原「サロベツ原野」。その中心にあるのは面積6,700haを誇るサロベツ湿原では、初夏から秋にかけて、湿原を彩る高山植物の花々が原野を彩ります。
真っ直ぐ伸びる道路に草原と海と空だけが、ただひたすら広がる景色は、他では味わうことができないオロロンラインをドライブしたらぜひ訪れてもらいたいスポットです。

■まさに日本離れした光景「オトンルイ風力発電所」
日本海を見ながら、「オロロンライン」をドライブすると約3kmにわたり立ち並ぶ無数の白い塔が見えてきます。等間隔に並ぶその白い塔の正体は風車。
この風車群が「オトンルイ風力発電所」。風車の数はなんと28基。

これだけの柱が等間隔にきれいに並び、これだけ長い距離、直線で整然と並ぶ風力発電は日本ではなかなか珍く、突如見えてくる迫力ある風力発電を見ると、ここは日本なのか・・・と一瞬錯覚してしまうほど。まさに日本離れした光景です。ここでしか見ることができないドライブスポットです。
旅のハイライトは水平線の向こうに浮かび上がる利尻富士。
真っ青に晴れ上がった空の下、利尻富士、そして、その西隣の礼文島までもを遥かに見渡す日本海の景観は絶景ドライブの締めくくりにふさわしい景色です。
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