とにかく広〜い北海道は、行き(IN)と帰り(OUT)の空港を変えることで、楽しみ方をさらに多様に広げることができるんです。
北海道内にある空港は12空港(休止中含む)。
各地の空港を活用した、北海道ならではの旅のカタチをご紹介いたします♪
〈この旅で利用する空港〉
IN空港:女満別空港
OUT空港:釧路空港
北海道らしい雄大な景色が広がる道東エリアでは、自然の力に触れるパワースポット巡りが楽しめます。アイヌの人々が昔から大切にしてきた聖地を訪れた後は、温泉でゆったりリラックス。大自然の息吹を感じながら、心も体も癒される旅に出かけましょう。
夏の服装はこちらからチェック!
※コース内で紹介しているスポットや体験メニューは変更となる場合がございます。最新情報は公式サイトよりご確認ください。
【IN】女満別空港
美幌峠
運がよければ雲海も!壮大な自然の絶景を大パノラマで
弟子屈町と美幌町の境界にある国道243号沿いの峠。標高525mの展望台からは、ぽっかりと浮かぶ中島が美しい屈斜路湖を一望できます。天気が良ければ、硫黄山や斜里岳、十勝岳まで見渡せ、「天下の絶景」と称される大パノラマを楽しめます。
さらに、条件が揃えば神秘的な早朝の雲海も見ることができます。周辺には、レストハウスがある道の駅「ぐるっとパノラマ美幌峠」や、美空ひばりの「美幌峠」の歌碑など、見どころも満載です。
- 住所
- 美幌町字古梅国有林27イ林
- 電話番号
- 0152-75-0700
神の子池
その名にふさわしい、神秘的なエメラルドグリーンの池
摩周湖の伏流水から生まれたと伝えられることから、「神の子池」と呼ばれる小さな池です。周囲220m、水深5mほどの規模で、1日に12,000トンもの伏流水が湧き出しており、冬でも凍ることはありません。
天候や光の角度によって、エメラルドグリーンや淡い青に変化する水面はまさに神秘的。水が澄んでいるため、池底までくっきりと見えます。現在は阿寒摩周国立公園に編入され、国立公園として保護されています。
- 住所
- 清里町字清泉(国有林内)
- 電話番号
- 0152-25-4111
裏摩周展望台
摩周湖や山々を望める、穴場の展望台
清里町と中標津町との町境に位置した展望台で、弟子屈町にある第1・第3展望台とは反対側にあることから「裏摩周展望台」と呼ばれています。
弟子屈町側の展望台よりも標高が低いために霧の発生が少なく、神秘的な摩周湖をハッキリと望めます。第1・第3展望台へのルートとも異なっているので、比較的観光客が少なく落ち着いた雰囲気の穴場スポットです。
青く澄み切った湖面や摩周岳の豊かな自然など、他の展望台とはまた違った摩周湖の表情を見ることができます。
- 住所
- 清里町清泉(国有林内)
- 電話番号
- 0152-25-4111
- 休業日
- 夏期のみ展望台・休憩所・トイレを利用可
川湯温泉
硫黄の香りに包まれる癒しの温泉街
道東を代表する温泉地で、阿寒摩周国立公園の自然に囲まれています。泉源は活動を続ける硫黄山で、豊富な湯量と強酸性の泉質が特徴です。この湯は殺菌力と美肌効果に優れ、古くから多くの人に親しまれています。
温泉街には源泉掛け流しの足湯があり、散策の途中で気軽に温泉を楽しめます。硫黄の香りが漂う街並みは、北海道ならではの雰囲気を感じさせます。
川湯温泉は、北海道旅行で外せない癒しのスポットです。自然と温泉が織りなす特別な体験を、あなたの旅の計画にぜひ取り入れてみませんか?
- 住所
- 川上郡弟子屈町川湯温泉
- 電話番号
- 015-483-2670
川湯ビジターセンター
自然散策と情報収集の拠点
阿寒摩周国立公園・摩周地域の自然や動植物、歴史や文化を紹介するミュージアムです。館内には、川湯温泉を囲むアカエゾマツの森や野生動物・野鳥の展示スペース、そして公園の魅力を伝える映像コーナーがあります。
2階には、弟子屈町で焙煎されたオリジナルブレンドコーヒーや軽食を楽しめるカフェがあります。窓から広がるアカエゾマツの森を眺めながら、ゆったりとした時間を過ごせます。
自然散策の途中で情報収集や休憩をしたい方におすすめのスポットです。
- 住所
- 弟子屈町川湯温泉2-2-6
- 電話番号
- 015-483-4100
- 営業時間
- (4-10月)8:00-17:00
(11-3月)9:00-16:00 - 休業日
- 水曜日(7月第3週~8月31日は無休、水曜日が祝日の場合翌日)、年末年始
阿寒湖畔展望台
阿寒カルデラを一望する絶景スポット
阿寒湖畔展望台は、温泉街から約2km、標高約530mに位置し、国設阿寒湖畔スキー場の中にあります。車でゲレンデの途中まで進み、そこから斜面を登ると展望台に到着します。
展望台からは、眼下に広がる阿寒湖と、真正面にそびえる雄阿寒岳を望むことができます。雄大な阿寒カルデラの景色は、訪れる人を魅了します。展望台は5月中旬から10月まで利用可能で、冬はスキー客で賑わいます。
- 住所
- 釧路市阿寒町シュリコマベツ4-4
- 電話番号
- 0154-67-3200
- 営業時間
- 7:00~18:00(5・10月は9:00~17:00)
- 休業日
- 期間中無休
11~5月中旬は休業
ボッケ自然探勝路
火と水が出会うダイナミックな自然体験
阿寒湖温泉街の東側、阿寒湖畔エコミュージアムセンターの裏手に広がる半島状のエリアです。遊歩道を湖に向かって歩くと、地中から水蒸気や泥湯が噴き出す「ボッケ」が現れます。ここでは、阿寒湖の水の静けさと、ボッケから噴き出す火山のエネルギーを同時に感じることができます。
遊歩道はセンター裏からボッケまでの約1.2kmのコースに加え、湖畔沿いの「湖のこみち」(約1.5km)、森を抜ける「森のこみち」(約1.2km)など、自然を満喫できるルートが整備されています。散策しながら、阿寒湖の豊かな自然と火山活動が生み出す迫力ある景観を楽しめます。
- 住所
- 釧路市阿寒町阿寒湖温泉1-1-1
- 電話番号
- 0154-67-3200
- 営業時間
- (夜間は照明がないため見学不可)
阿寒観光汽船
四季折々の絶景を楽しむ湖上クルーズ
阿寒湖温泉から出発し、特別天然記念物のマリモを観察できる「マリモ展示センター」や、阿寒湖随一の景勝地「滝口」を巡ります。湖上には船でしか出会えない景色が広がり、雄阿寒岳と雌阿寒岳の美しい姿も楽しめます。
遊覧は旅客船のほか、スピード感あふれるモーターボートや、ゆったりとした屋形船でも体験できます。どの季節も、阿寒湖ならではの雄大な自然を満喫できる特別な時間が待っています。
- 住所
- 釧路市阿寒町阿寒湖温泉1-5-20
- 電話番号
- 0154-67-2511
- 営業時間
- 4月15日~11月30日(4月15日~4月30日は不定期にて運航)
※時期により出航時間は異なりますが、おおよそ1時間おきに出航します - 休業日
- 期間中無休(12月~4月下旬は冬期休業)
マリモ展示観察センター
特別天然記念物のマリモに触れる旅
神秘的な阿寒湖には、国の特別天然記念物「マリモ」が生息しています。この貴重な植物を間近で観察できる展示施設があります。
阿寒湖畔から遊覧船で立ち寄る水上施設です。湖底を再現した巨大水槽には、150個を超えるマリモが生息し、その詳細な様子を観察できます。
また、マリモの減少に対応するための保護・増殖研究の取り組みも展示。阿寒湖の自然と保全活動に触れることで、北海道旅行の理解が深まるでしょう。
湖と雄大な森を一望できる展望スペースは、記念撮影に最適です。北海道グルメや温泉を楽しみながら、ぜひこの特別な場所で阿寒湖の神秘の生命をご堪能ください。
- 住所
- 釧路市阿寒町阿寒湖温泉1-5-20
- 電話番号
- 0154-67-2511
- 営業時間
- 営業期間:4月29日~11月30日開館(期間中無休)
営業時間:6:30~18:00(季節によって変動あり) - 休業日
- 冬期休館(12月1日~4月下旬)
船が欠航した場合は休業
阿寒湖アイヌコタン
受け継がれる伝統文化に触れる
阿寒湖温泉街の一角に位置する、道内最大級のコタン(集落)には、約120人のアイヌの人々が伝統文化を守り、生活を営んでいます。
コタン内には、民芸品店や飲食店が並びます。主要施設として、国の重要無形民俗文化財およびユネスコ無形文化遺産である「アイヌ古式舞踊」などの公演を行う常設劇場「アイヌシアター イコロ」や、美しい工芸品を収蔵したアートミュージアム「オンネチセ」があります。
自然と共存してきたアイヌの人々の生活と文化に触れることで、あなたの北海道旅行はさらに特別なものになるでしょう。
- 住所
- 釧路市阿寒町阿寒湖温泉
- 電話番号
- 0154-67-2727
- 営業時間
- (店舗により異なる)
- 休業日
- (店舗により異なる)
阿寒湖アイヌシアターイコロ
幻想的な舞台で体感するアイヌ文化
アイヌ古式舞踊を楽しめる常設劇場で、この舞踊は「重要無形民俗文化財」および「ユネスコ世界無形文化遺産」に指定されており、祖先や神々への敬意と感謝を表す素朴で神秘的な踊りです。
劇場では、伝統的な古舞と現代舞踊に加え、デジタルアートを融合させた新演目「ロストカムイ」を上演中。CG映像を駆使した壮大なストーリーで、アイヌ民族の世界観を迫力ある演出で体験できます。
北海道旅行で文化に触れるなら、この劇場でアイヌの伝統と現代が融合した幻想的な舞台をぜひ楽しんでください。
- 住所
- 釧路市阿寒町阿寒湖温泉
- 電話番号
- 0154-67-2727
- 営業時間
- 10:00~21:00
- 休業日
- 無休(臨時休館あり)、年末年始
【宿泊】阿寒湖温泉
特別天然記念物と絶景が彩る道東の温泉地
特別天然記念物マリモで知られる阿寒湖。その南岸に広がる阿寒湖温泉は、100年以上の歴史を誇る道東を代表する温泉地です。
温泉街には、湖を一望できる宿泊施設をはじめ、飲食店や土産店が並び、全国から多くの北海道観光客が訪れます。日帰り入浴施設も充実しており、気軽に温泉を楽しめるのも魅力です。
温泉だけでなく、カヌーなどの湖畔アクティビティも人気を集めています。
- 住所
- 釧路市阿寒町阿寒湖温泉
- 電話番号
- 0154-67-3200
オンネトー
時と季節で色を変える北海道三大秘湖
アイヌ語で「年老いた沼」や「大きな沼」を意味する「オンネトー」は、阿寒摩周国立公園の最西端に位置する神秘の湖です。雌阿寒岳の噴火で螺湾川が堰き止められてできた堰止湖で、周囲2.5km、水深は約10mです。
この湖面の色は、季節や天候、見る角度によって、澄んだ青、エメラルドグリーン、ダークブルーなどに変化し、「北海道三大秘湖」の一つに数えられ、訪れる人々を魅了します。
湖畔西側にある展望デッキからは、雌阿寒岳と阿寒富士を背景にしたオンネトーを一望できます。散策路も整備されており、原生林に囲まれた手つかずの自然を堪能できます。
- 住所
- 足寄郡足寄町茂足寄
- 電話番号
- 0156-25-6131
- 休業日
- 冬期車両通行止め
阿寒国際ツルセンター グルス
タンチョウの魅力を深く知る特別な施設
日本で唯一、タンチョウの生態や行動を研究し、情報発信や保護を目的とした施設です。館内には、タンチョウの生活や習性をわかりやすく紹介する展示や映像コーナーがあり、ライブラリーでは関連文献を閲覧できます。
屋外では、自然に近い環境で飼育されるタンチョウやマナヅルを一年中観察できます。北海道旅行で野生動物や自然保護に興味がある方に、ぜひ訪れてほしいスポットです。
- 住所
- 釧路市阿寒町上阿寒23線40
- 電話番号
- 0154-66-4011
- 営業時間
- 9:00~17:00
- 休業日
- 年中無休
細岡展望台
釧路湿原を一望する絶景スポット
果てしなく広がる釧路湿原の雄大な景色を一望できる人気の展望台です。別名「大観望」とも呼ばれ、湿原を見渡せる展望台の中でも特にポピュラーな場所です。
天候に恵まれれば、北側に雄阿寒岳や雌阿寒岳を望むことができ、夕日の名所としても知られています。駐車場からは遊歩道が整備されており、細岡ビジターズラウンジ前の坂を登ると展望広場に到着。さらに遊歩道を進むと、大観望から絶景を楽しめます。
- 住所
- 釧路郡釧路町字達古武22-9
- 電話番号
- 0154-40-4455
【OUT】たんちょう釧路空港
道東の旅を締めくくる玄関口
大自然を満喫した旅の最後は、たんちょう釧路空港から。羽田空港、関西国際空港、新千歳空港、札幌丘珠空港への直行便があり、道東エリアからのアクセスはとても便利です。
釧路湿原や阿寒湖、摩周湖など、雄大な自然を楽しんだ後、空港で旅の余韻に浸りながら帰路につくことができます。北海道旅行の締めくくりに、快適なフライトで思い出を胸に帰りましょう。























































