鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ
10haの草地に最大300羽が飛来する保護区
酪農家・故伊藤良孝氏が創設した10haの草地で、冬季に最大300羽のタンチョウを間近に観察できる保護区です。
10haの広大な草地に広がる鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリは、酪農のかたわら長年タンチョウへの給餌活動を続けてきた故・伊藤良孝氏が提供した場所です。湿原にエサが乏しくなる11月から3月にかけて、最大で300羽近くのタンチョウが飛来し、真っ白な雪原を背景に優雅な姿を見せます。赤い頭頂部と白黒の羽毛が際立つタンチョウたちは、鳴き声を響かせながら給餌場に集まり、その荘厳な光景は訪れる人々を魅了します。冬の冷たく澄んだ空気の中、タンチョウの羽ばたく音や鳴き声に包まれる体験は、北海道ならではの野生動物との出会いです。
サンクチュアリ内には日本野鳥の会が運営するネイチャーセンターがあり、暖かい館内からガラス越しに給餌場のタンチョウを観察できます。レンジャーやボランティアからタンチョウの生態や保護活動についての詳しい解説を聞きながら、国の特別天然記念物であるタンチョウの貴重な姿を間近で見られます。館内では日本野鳥の会のオリジナルグッズや地元写真家が撮影したタンチョウポストカードも販売され、訪問の記念を持ち帰ることができます。
- 旅のテーマ
- 子どもと一緒
- アドベンチャートラベル
- 最寄りの空港
基本情報
- 郵便番号
- 〒085-1205
- 所在地
- 北海道阿寒郡鶴居村字中雪裡南
- 電話番号
- 0154-64-2620
- 営業時間
- 9:00~16:00
- 休業日
- 毎週火・水と毎月1・3・5週の木曜日(祝日に当たる場合は開館)、12月26日~1月1日、3月31日、4月1日~9月30日
- 料金
- 入場・入館無料
- 駐車場
- 41台、無料
- アクセス
- ●JR釧路駅から阿寒バス「つるい保養センター」行で約60分。「鶴居村役場前」下車、徒歩約10分。
●車:道東道阿寒ICから国道240号・38号経由で50km - 関連リンク
- 備考
- 10月~3月のネイチャーセンター開館期間は、暖かい館内から給餌場のタンチョウを観察できます。レンジャーによる解説も実施。館内では日本野鳥の会のオリジナルグッズや地元写真家が撮影したタンチョウポストカードも販売しています。
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。








































