宮島沼
約6万羽が一斉に空を舞う圧巻の「ねぐら立ち」を体感
日本最大級のマガン飛来地であるラムサール条約登録湿地の宮島沼。数万羽が空を埋め尽くす光景は、北海道を代表する感動体験です。
周囲をのどかな農地に囲まれた約41ヘクタールのこの沼は、渡り鳥たちが旅の途中に羽を休める大切な中継地です。特に春の4月中旬と秋の9月下旬には、シベリアへ向かうマガンが最大で約6万羽も集結します。朝露が草花を濡らすひんやりとした早朝、一斉に鳥たちが飛び立つ「ねぐら立ち」の瞬間は、大気を震わせる力強い羽音に包まれ、まるで大地が鼓動しているかのような迫力を肌で感じることができます。
夕暮れ時には、V字編隊を組んだ鳥たちがオレンジ色の空を背景に沼へと戻る「ねぐら入り」が見られます。隣接する「宮島沼水鳥・湿地センター」の観察小屋からは、水面に浮かぶハクチョウやオナガガモの穏やかな姿を間近に眺めることができ、土の香りと静寂の中で自然の豊かさを実感できます。カメラを構える写真愛好家だけでなく、初めて訪れる人にとっても、生命の力強さを再発見できる特別な目的地となるはずです。
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