然別湖湖底線路
大雪山国立公園の天空の湖に沈む線路
北海道で最も標高が高い位置にある然別湖で、透明な湖底に向かって線路が消えていく幻想的な光景が楽しめます。
大雪山国立公園内に静かに佇む然別湖は、「天空の湖」と呼ばれる神秘的な場所です。国内でも有数の透明度を誇るこの湖では、湖底に向かって真っ直ぐ伸びる線路が、青く澄んだ水の中へゆっくりと沈んでいく様子を目にすることができます。湖面に映り込む周囲の山々と、水中へ消えていく線路が作り出す景観は、まるで異世界へと続く道のよう。SNSで話題となり、多くの写真愛好家が訪れるフォトスポットとして知られています。晴れた日には、透明な水を通して湖底まで続く線路の姿がはっきりと見え、静寂の中で自然が生み出す芸術作品のような美しさに心を奪われます。
この線路の正体は、冬の到来前に遊覧船を陸へ引き上げるための実用的なレールです。然別湖は冬になると氷点下の世界となり、湖面全体が結氷するため、この線路は湖が凍る前に船を引き上げる役割を果たしています。湖底線路を見に訪れるなら、春から秋にかけての晴天の日が最適。冷たく澄んだ空気と森の香りに包まれながら、この奇跡的な光景を目に焼き付けることができます。
- 最寄りの空港
基本情報
- 郵便番号
- 〒081-0344
- 所在地
- 北海道河東郡鹿追町北瓜幕白雲橋(白雲山登山口)
- 駐車場
- なし
- アクセス
- ●車:JR新得駅から約50分
●車:道東道十勝清水ICから約60分 - 関連リンク
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。






































