幸福駅
1970年代ブームを呼んだ幸せの名駅
「愛の国から幸福へ」のキャッチフレーズで1970年代に全国的な大ブームを巻き起こした、幸福という名の駅。
現在は公園として保存され、当時のままの木造駅舎が静かに佇んでいます。年月を重ねた木の壁には、訪れた人々が残した無数の名刺や切符が隙間なく貼られ、幸せを願う想いが層を成しています。プラットホームには2両のディーゼルカーが展示され、かつて走っていた頃の記憶を今に伝えています。車両に触れれば、冷たい鉄の感触とともに、鉄道の歴史が手のひらに蘇ります。木造の駅舎からは古い木材の香りが漂い、昭和の面影を色濃く残しています。
廃線後に設置された「幸福の鐘」は、記念撮影の人気スポットです。鐘を鳴らすと澄んだ音が広い空に響き渡り、その音色が幸せを運んでくると言われています。帯広の原野に囲まれた静かな場所で、多くの人々が願いを込めて鐘を鳴らす姿が見られます。売店では幸福駅にちなんだグッズも販売されており、訪れた記念を持ち帰ることができます。名前に込められた幸せの願いが、今も多くの人々を惹きつけ続けています。
- 旅のテーマ
- 女子旅におすすめ
- 最寄りの空港
基本情報
- 郵便番号
- 〒089-1246
- 所在地
- 北海道帯広市幸福町東1線161
- 電話番号
- 0155-22-8600(帯広観光コンベンション協会)
- 営業時間
- 【売店】(夏期)9:00~17:30、(冬期)9:30~15:00
※営業時間など時期により異なる場合あり) - 駐車場
- 36台、無料
- アクセス
- ●車:帯広市中心部から車で約30分
●バス:十勝バス「広尾」行き「幸福」下車、徒歩約5分 - 関連リンク
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。








































