とにかく広〜い北海道は、行き(IN)と帰り(OUT)の空港を変えることで、楽しみ方をさらに多様に広げることができるんです。
北海道内にある空港は12空港(休止中含む)。
各地の空港を活用した、北海道ならではの旅のカタチをご紹介いたします♪
〈この旅で利用する空港〉
IN空港:稚内空港
OUT空港:新千歳空港
日本最北の離島「利尻島」と「礼文島」では、透明度の高い海と雄大な利尻山の姿が旅人を迎えます。フェリーで渡る海の道は、まさに“北の果て”を感じる特別な体験。礼文島では花咲く岬めぐり、利尻島では「利尻富士」とオタトマリ沼の絶景を満喫できます。旅の後半は空路で札幌へ。もいわ山や大倉山から望む夜景と北海道グルメを楽しみながら、自然と都市の魅力を一度に味わえる北海道旅行の新しいスタイルです。
春夏の服装はこちらからチェック!
※コース内で紹介しているスポットや体験メニューは変更となる場合がございます。最新情報は公式サイトよりご確認ください。
【IN】稚内空港
稚内フェリーターミナル
最北の海の玄関口
日本最北の海の玄関口・稚内フェリーターミナルは、利尻島・礼文島へ向かう船旅の出発点。広々としたロビーやカフェ、お土産店もあり、北の海を感じながら出発を楽しめます。
香深港(礼文島)
礼文島の玄関口
礼文島の玄関口・香深港は、稚内とのフェリーが発着する主要スポット。周辺には宿や食事処が揃い、利尻山の絶景や新鮮な海の幸を楽しめる、島観光の拠点です。
【宿泊】礼文島香深地区
島を旅する方に便利な宿泊施設
礼文島にはホテルや民宿、ユースホステルが揃います。翌日早朝から観光する場合は、活動地点近く、特にフェリーターミナルがある香深地区の宿泊が便利でおすすめです。
礼文島観光
果てしない北の大地で、海と花に出会う島
礼文島は路線バスや季節限定の定期観光バスで効率よく巡ることができます。スコトン岬や知床、澄海岬、桃岩登山口、北のカナリアパークなど、島ならではの絶景スポットが点在。また礼文島にはトレッキングコースもあり、スコトン岬や知床、桃岩登山口、礼文岳登山口などへもバスでアクセス可能です。定期観光バスを利用すれば、約4時間で主要スポットを回れ、利尻島への移動にも便利。ハイシーズンは事前予約がおすすめで、自然と絶景を満喫する特別な一日を楽しめます。
スコトン岬
北の果てで出会う、静けさと感動
礼文島の最北端に位置する岬は、切り立った断崖がそのまま海へと続く、島随一の絶景スポットです。正面には小さな海馬島、対岸には金田ノ岬を望むことができ、晴れた日には遠くサハリンまで見渡せます。夜には海馬島灯台の光が航路を照らし、静かな海に幻想的な光景を生み出します。この岬は礼文島を代表する「岬めぐりコース」の出発点でもあり、海風を感じながら歩く時間は、北海道旅行の思い出をより深く彩ってくれるでしょう。
- 住所
- 礼文郡礼文町船泊順古頓
- 電話番号
- 0163-86-1001
澄海岬
心まで澄み渡る、レブンブルーの絶景へ。
ぐるりと弧を描いた美しい入り江の先端に位置する澄海岬は、礼文島で最も人気のある観光スポットです。海の底が透けて見えるほど透明度の高い海は、太陽の光によって刻々と色を変え、夏には「レブンブルー」と呼ばれる翡翠色の輝きを放ちます。岬めぐりコースの終盤にあるこの場所では、穏やかな波と海風がつくり出す静かな時間を楽しむことができ、北海道旅行の思い出に残る特別な一景を堪能できます。
- 住所
- 礼文町船泊西上泊
- 電話番号
- 0163-86-1001
桃岩展望台
色とりどりの花と海を望む、礼文島のハイライト
桃の形をした巨大な岩「桃岩」が眼前に広がり、遠くにはユニークな形の「猫岩」を望むことができます。ここから元地灯台を経由し、礼文島南端の知床地区へと続くトレッキングコースは、島にある7つのコースの中でも特に人気の高い「桃岩展望台コース」。フラワーロードとも呼ばれるこの道は、高山植物の宝庫として知られ、2022年には「桃岩一帯の高山植物群落」として国の天然記念物に指定されました。四季折々の花々と雄大な海の眺めが楽しめる、礼文島観光のハイライトです。
- 住所
- 礼文町香深元地
- 電話番号
- 0163-86-1001
鴛泊港(利尻島)
利尻島の旅はここから。海と山をつなぐ玄関口
利尻島には二つの港があります。島の中心となるのが鴛泊港で、フェリーの便数が最も多く、島内外の移動に便利です。もう一つの港・沓形港(くつがたこう)は、礼文島にやや近く、主に夏季に運航される便があります。鴛泊港周辺には宿泊施設や飲食店、観光案内所もあり、利尻山や島の名所へ向かう観光の拠点として最適です。
定期観光バスで巡る利尻島
一日で島の絶景と文化を満喫する旅
季節は限られますが、夏場には沓形港から出発する午後の定期観光バスがあります。1日で礼文島と利尻島の観光を楽しみたい方におすすめです。バスは、利尻山が水面に映る美しいオタトマリ沼や、島の歴史や自然を学べる利尻町立博物館など、名所を効率よく巡ります。海と山、自然と文化が一度に楽しめる特別な一日を体験できます。
オタトマリ沼
利尻富士を映す、静寂の水鏡
島の南東に位置するオタトマリ沼は、利尻島最大の湖沼です。日本最北限のアカエゾマツの原生林に囲まれ、遠くにそびえる利尻富士を望む絶景スポットとして人気があります。沼の周囲には遊歩道が整備されており、約30分で一周可能。6~7月には、カキツバタの紫色の花が沼の周りを彩り、自然と静寂に包まれた特別な時間を楽しめます。
- 住所
- 利尻郡利尻富士町鬼脇
- 電話番号
- 0163-82-2201
- 休業日
- 雪があるときは立ち入り不可
利尻富士
日本最北の秀峰!美しい雄姿「利尻山」
北海道北部・利尻島にそびえる標高1,721mの利尻山は、日本百名山の中で最北に位置し、多くの登山者や観光客を魅了します。山裾は海岸まで広がり、遠くから見ると島全体が利尻山のように見えるほどの雄大な姿。富士山を思わせる美しく緩やかな稜線から、別名「利尻富士」と呼ばれています。
頂上からは360度の大パノラマが広がり、利尻島全体はもちろん、海の向こうには礼文島や北海道本島を望むことができます。また、リシリヒナゲシやリシリオウギなど、利尻島特有の高山植物も楽しめる自然の宝庫です。
- 住所
- 利尻郡利尻富士町鬼脇
- 電話番号
- 0163-82-1111
仙法志御崎公園
利尻山と海が織りなす、自然の絶景公園
利尻島の最南端に位置する仙法志御崎公園は、透明度の高い海と雄大な利尻山を一望できる人気のビュースポットです。公園内には、利尻山の噴火で海に流れ込んだ溶岩が作り出した奇岩・奇石が点在し、自然の力を間近に感じられます。また、磯観察場では天然のウニや昆布など、海の生き物を目の前で観察することができ、自然と触れ合う特別な体験を楽しめます。
- 住所
- 利尻郡利尻町仙法志御埼
- 電話番号
- 0163-84-2345
【宿泊】利尻島
利尻島の自然を感じながら、ゆったり滞在
利尻島には、鴛泊港や沓形港周辺を中心に、ホテルや民宿が点在しています。港からのアクセスが良く、観光やトレッキング、利尻山登山の拠点としても便利です。海や山、島の自然を感じながら、ゆったりとした滞在を楽しめます。
利尻空港
最北の空港から札幌へ
利尻空港は、利尻島の空の玄関口として便利なアクセスを提供します。夏場の週末には、札幌丘珠空港へ1日2便が運航されることがありますが、季節によって時刻が変わるため、JALのWebサイトで最新情報を確認してください。前日に利尻島観光を済ませていれば、朝の便も利用可能です。
空港周辺にはバスも運行していますが、時間が合わない場合は、近くの本泊バス停から徒歩でアクセスできます。利尻島観光のフィナーレに最適な、島の玄関口です。
札幌丘珠空港
札幌市街地に最も近い空港
札幌丘珠空港は、札幌市中心部からのアクセスが良く、北海道各地への空の旅の玄関口として便利です。函館・釧路・利尻などへのフライトが気軽に楽しめます。展望デッキでは飛行機の離着陸を間近に眺められ、冬は雪景色、夏は青空との美しいコントラストも魅力です。館内には地元グルメやお土産も充実しており、旅行の前後も快適に過ごせます。
札幌市内観光(夜景)
光が彩る、札幌の煌めく夜景
日本新三大夜景に認定されたこともある札幌の夜景は、市内のさまざまな展望施設から楽しむことができます。どのスポットもアクセスが良く、観光の締めくくりとしても最適です。昼間とは違う街の表情を眺めながら、北海道旅行の特別なひとときを満喫できます。
札幌夜景スポット
- 札幌もいわ山ロープウェイ

- 日本新三大夜景に認定されたこともある札幌の夜景を望む代表的なスポット。昼間には広がる街並み、夕暮れにはロマンチックな光景、そして夜には宝石のような光が瞬きます。山頂展望台からは360度の大パノラマが広がり、「恋人の聖地」に選ばれた「幸せの鐘」も人気。夜景を眺めながら食事を楽しめるレストラン「ザ ジュエルズ」もおすすめです。札幌の夜を存分に味わえる特別なスポットです。
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- 大倉山展望台

- スキージャンプ競技場としても知られる「大倉山展望台」は、札幌の街並みを一望できる人気の観光スポット。標高307mの展望台からは、日本新三大夜景にも選ばれた札幌市街の光がきらめきます。昼は雄大な山々と市街地、夜は幻想的な光景が広がり、時間帯によって異なる表情を楽しめます。敷地内にはカフェやミュージアムもあり、ジャンプ競技の迫力を感じながら絶景を満喫できるスポットです。
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- さっぽろテレビ塔

- 大通公園の東端に立つ高さ144mの「さっぽろテレビ塔」は、札幌のシンボルとして市民や観光客に親しまれています。1956年に建設が始まり、翌年に完成した展望台からは、四季折々に表情を変える大通公園と札幌の街並みを一望できます。夜はライトアップされ、夜景スポットとしても人気。地上約90mの展望フロアでは、札幌の街を背景に記念撮影を楽しむ人々で賑わいます。
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【宿泊】札幌
北海道観光の拠点にぴったりの札幌は、四季折々の魅力と多彩な宿泊施設がそろう街。天然温泉付きの宿やデザインホテル、地元食材を使った朝食が人気のホテルなど、旅のスタイルに合わせて選べます。すすきのや札幌駅周辺には観光・グルメ・ショッピングが集まり、滞在そのものが思い出に。快適な札幌ステイで北海道の魅力を満喫しましょう。
札幌の地下鉄は、市内を移動するのに最も便利な交通手段です。南北線(グリーン)、東西線(オレンジ)、東豊線(ブルー)の3路線があり、大通公園やすすきのから主要な観光スポットに簡単にアクセスできます。
札幌市中央卸売市場場外市場
北海道の「おいしい」が、ここに全部そろう
札幌の食の宝庫として知られる「札幌市中央卸売市場場外市場」では、北海道各地から届く新鮮な海産物や農産物が勢ぞろい。早朝に競り落とされた魚介類を、最短距離で味わえるのが魅力です。場外市場の食堂では、ウニ・イクラ・カニなど北海道グルメを贅沢に使った海鮮丼や寿司が人気。どの店も鮮度にこだわり、道内外への即日発送にも対応しています。観光客はもちろん、地元の人々にも愛される市場で、北海道旅行の思い出に残る味覚体験を楽しめます。
- 住所
- 札幌市中央区北11西21-23丁目
- 電話番号
- 011-621-7044
- 営業時間
- 6:00-17:00(飲食店7:00-)
- 休業日
- 年中無休
円山公園
四季の自然と笑顔があふれる、札幌の憩いスポット
ミズナラやカツラの木々が生い茂る円山原始林(国指定天然記念物)の北側に広がる「円山公園」は、札幌市民に長く親しまれる緑豊かな公園です。春は約150本の桜が咲き誇る札幌屈指の花見スポットとして賑わい、夏は木陰でのんびりと散策を楽しめます。園内には動物園や野球場、テニスコートもあり、隣接する北海道神宮とともに一年を通して多くの人が訪れる、札幌観光に欠かせない癒しの名所です。
- 住所
- 札幌市中央区宮ケ丘3
- 電話番号
- 011-621-0453
- 休業日
- 休園日なし
北海道神宮
北の大地を見守る、静寂と祈りの聖地
円山公園に隣接し、豊かな森の中にたたずむ「北海道神宮」は、北海道の総鎮守として多くの人々に親しまれています。1869年、明治天皇の詔により北海道開拓・発展の守護神として創建され、今もなお道内屈指のパワースポットとして人気です。
約18万m²におよぶ境内は四季折々の自然に包まれ、春は桜と梅の花が一斉に咲き誇り、夏は清々しい緑風が通り抜けます。秋には紅葉が鮮やかに彩り、冬は雪化粧した社殿が幻想的な美しさを放ちます。運が良ければ、野生のエゾリスに出会えることも。自然と歴史が調和するこの地で、北海道旅行の特別なひとときを感じてみませんか。
- 住所
- 札幌市中央区宮ケ丘474
- 電話番号
- 011-611-0261
- 営業時間
- (夏期)6:00~17:00
(冬期)7:00~16:00
(祈祷)9:00~16:00 - 休業日
- 無休
元祖さっぽろラーメン横丁
北海道グルメの原点、昭和の香り漂うラーメンの聖地
札幌の中心・すすきのにある「元祖さっぽろラーメン横丁」は、1951年に誕生した「公楽ラーメン名店街」をルーツに持つ、北海道ラーメン文化の発祥地です。わずか数軒から始まり、次第にラーメン専門店が集まり、現在では全国から観光客が訪れる人気スポットに。レトロな路地に軒を連ねる店では、味噌をベースにした濃厚なスープや香ばしい炒め野菜など、札幌ラーメンならではの味を堪能できます。夜になると、湯気と笑顔があふれる温かな雰囲気に包まれ、北海道旅行の思い出にぴったりの一杯に出会える場所です。
- 住所
- 札幌市中央区南5条西3丁目N・グランデビル1階
- 営業時間
- 店舗により異なる
- 休業日
- 店舗により異なる
サッポロビール博物館
北海道開拓の歴史とともに歩んだ、日本唯一のビール博物館
サッポロガーデンパーク内にある「サッポロビール博物館」は、1987年に開館した日本で唯一のビール博物館です。北海道遺産に指定された赤レンガ造りの建物は、1890(明治23)年に製糖工場として誕生し、その後は製麦工場として使われてきました。館内では、北海道開拓の歴史とサッポロビールの歩みを映像や展示でわかりやすく紹介。見学後は、ここでしか味わえない限定ビールの試飲も楽しめます。レトロな建物と香ばしい麦の香りが漂う空間で、北海道グルメの原点ともいえる一杯を堪能してみてください。
- 住所
- 札幌市東区北7条東9丁目1-1サッポロガーデンパーク内
- 電話番号
- 011-748-1876
- 営業時間
- 11:00~18:00(最終入館は17:30)
- 休業日
- 月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始、臨時休館日あり
●バスとJRで約80分

























































