GOURMET 7 【たとえばこんな、ご当地グルメ】焼き鳥ソウルフード

ラーメンにジンギスカン、海鮮丼……。誰もが思い浮かべる「北海道ご当地グルメ」のメジャー選手たちですが、ほかにもまだまだ知られざる美味がいっぱいあります。歴史や文化と結びついた絶品グルメの中から、今回は「焼き鳥」をご紹介。「焼き鳥は焼き鳥でしょ?」と思うなかれ、いずれもかなりの個性派ぞろいです。共通しているのは、働く人を元気づけてくれるまさに「ソウルフード」であるということです。


室蘭市
“鉄のまち”で愛され続ける「室蘭やきとり」

鉄のまち・室蘭の「室蘭やきとり」は、豚精肉と玉ねぎを串に刺し、甘めのタレと洋がらしで食べるスタイル。豚肉の串焼きは1930年代から屋台で売られ始めたといわれ、労働者の胃袋を満たし疲労回復をもたらす貴重なエネルギー源として好まれました。戦後、鶏肉の焼き鳥が全国的に普及しましたが、室蘭では今でも豚肉が一番人気なのだとか。もう一つの主役とも言える玉ねぎも北海道の名産品。豚肉との相性も抜群です。甘いタレに洋がらしのアクセントが利いて、クセになるおいしさです。

やきとりの一平本店

住所北海道室蘭市中島町1丁目17-3
電話0143-44-4420
営業時間平日17:00〜23:00、日・祝日17:00〜22:00
定休日なし(12月30日〜1月1日は休業)

函館市
まさに地元限定の味!ハセガワストアの「やきとり弁当」

古くから養豚業が盛んな道南でも焼き鳥といえば豚肉がおなじみで、造船所の労働者たちにも好まれてきました。室蘭との違いは玉ねぎではなく長ねぎを使うこと。この焼き鳥を一躍有名にしたのは、ハセガワストアの「やきとり弁当」です。店内のキッチンで注文を受けてから作るため少し時間はかかりますが、いつでも焼きたてのアツアツが味わえます。また容器は縁の溝に串を乗せフタで挟んで回すと簡単に抜き取れる親切仕様!

ハセガワストア中道店

住所北海道函館市中道2-14-16
電話0138-54-1521
営業時間24時間営業
定休日なし

美唄市
多彩な部位を一本で味わえる「美唄焼き鳥」

かつて石炭のまちとして栄えた美唄は、戦後から1960年代にかけて多くの炭鉱労働者であふれました。彼らが一日の疲れを癒やし、明日へ活力として好んだのが「美唄焼き鳥」。鶏のモモ肉やモツ、皮、玉ねぎを一本の串に刺して焼き上げるスタイルで、それぞれの部位の食感やうまみを存分に感じられるよう串に刺す順番も決まっています。「ヤマの男たち」に愛された焼き鳥は美唄にあった「三船」という店が1953(昭和28)年に考案し、その後市内の店へと広がり今に受け継がれています。

美唄焼き鳥

お問い合わせ美唄観光物産協会 http://bibai-kanko.com/machimise3/

各施設情報については変更になる場合がありますので事前のご確認をお願いいたします。

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